前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
FX投資家フローと市況
前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯の個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)
19日、日銀の追加利上げが意識される中、NY時間は米1月住宅着工件数が市場予想を下回り、ドル円は151.247円まで下落した。売り一巡後はトランプ大統領がウクライナのゼレンスキー大統領を「独裁者」などと批判したため、ウクライナ戦争の停戦期待が後退し、対ユーロでのドル上昇からドル円は151.833円まで持ち直す場面もあった。
終盤にかけては米FOMC議事要旨で「債務上限問題解決までバランスシート縮小の一時停止や減速が必要になる公算」との見解が示され、米長期金利の低下を受けたドル売りから、ドル円は151.394円レベルまで押し戻された。
本日アジア時間は、本邦の金利に上昇圧力が掛かる中、日経平均株価が軟調に推移したこともあり、ドル円は150.188円まで下落している。尚、日銀の植田総裁は石破首相との会談後に「経済金融動向について意見交換した」「長期金利について、そういう話はしていない」などと語った。
取引金額
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市場シェア上位
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ポジション金額
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ポジション増減
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FX個人投資家動向 ウクライナ戦争長期化懸念でリスクオフの円買い進行x203cドル円プレーヤーは売りポジ利食い成功売りポジ減少x203c 2025年2月20日
本日アジア時間は、NY引け後に発表されたエヌビディアの2024年8-10月期決算は、売上高が前年同期の1.9倍となる350億8200万ドル(約5.4兆円)、最終利益は2.1倍の193億900万ドル(約3兆円)となり、売上高、最終利益とも四半期として過去最高となったが、これに対する半導体株の反応がかなり弱く、日経平均が軟調に推移したほか、引き続き、ウクライナリスク警戒で逃避通貨として円と米ドルが買われドル円は154円後半レベル円まで下落。市場は、植田日銀総裁の講演待ちとなっている。
21日、ロシアが大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射との報道でウクライナリスクが高まる中、NY時間に発表された米新規失業保険申請件数が強い結果となり、ドル円は買いで反応。ただ、11月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数が市場予想を下回ったほか、米国株相場の下落を受けて、ドル円は153.911円まで下落した。売り一巡後は、米国株相場の反発や米10年債利回りの上昇を受けて、ドル円はNY時間終盤に154.696円まで上昇した。
最後に、ドル円相場の方向性について考えます。米国では今年、金融政策の正常化が進むとみられる一方、日本では当面、金融緩和が維持されるとの見方が優勢です。このように、日米で金融政策の方向性が異なる見通しであることと、前述のように、日本の収支構造に変化の兆しがあることを踏まえると、ドル円はこの先、115円から120円のレンジを中心に、緩やかなドル高・円安が進む公算が大きいとみています。
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