◆『ポケモン』IP盗用の中国ゲームアプリと調停が成立『口袋...
被告側は謝罪声明を公開し、『ポケットモンスター』の著作権侵害や知名度に便乗して、不正競争行為にも該当する違反を行ったと自認。株式会社ポケモンに多大な経済的損失をもたらすとともに、『ポケットモンスター』のブランドイメージに深刻な悪影響を与えたとし、関係各社やファンに謝罪しています。
なお中国においても『ポケットモンスター』IPを盗用するゲームが複数存在するという。そのうち『口袋妖怪:复刻』なるゲームアプリについては、株式会社ポケモンが運営元などを相手取り、知的財産権を侵害しているとして訴訟を提起。今年7月に同社が勝訴をおさめたことが報告されていた。また株式会社ポケモンは、中国において同アプリの運営元を含め6社に対して訴訟を提起していることも過去に報じられていた(関連記事1、関連記事2)。中国での権利侵害に対しても毅然として対応する方針が垣間見え、今回報告されている『Pocket Incoming』についても、開発・運営元の所在地に関わらずいずれ追及される可能性はあるだろう。
また、『口袋妖怪:復刻』は全ての配信を停止し、運営も終了しているとのこと。株式会社ポケモンからの発表や、被告側の謝罪声明全文は、株式会社ポケモンのニュースページをご確認ください。
株式会社ポケモンは、中国のゲームアプリ『口袋妖怪:復刻(別名「口袋之旅」)』の運営者らに対する訴訟について、調停が成立したことを報告しました。
なお『Pocket Incoming』では、これまで上述した動画のほかにも、攻撃時のムービー演出を中心に一部ユーザーから注目を集める例もあった。ポケモンのカイオーガに瓜二つのモンスターのほか、サーナイトを模したモンスターのバリエーションは複数存在。“サーナイト風モンスター”は本作のユーザーから特に人気があるのかもしれない。そうした特別な演出付きのモンスターを売りにしてマネタイズがおこなわれてきたようだ。
株式会社ポケモンは、中国のゲームアプリ『口袋妖怪:復刻(別名「口袋之旅」)』の運営者らに対する訴訟について、調停が成立したことを報告しました。◆『ポケモン』IP盗用の中国ゲームアプリと調停が成立『口袋...
報告された動画では、ポケモンのサーナイトを模したと思われるモンスターが登場。モンスターの攻撃時のムービー演出が確認できる。コダックのようなモンスターが吊るされて恍惚とした表情を浮かべており、もはやサーナイトの原型をとどめていない、際どい衣装に身を包んだモンスターが登場。しきりに胸部が揺れている様子も見られ、セクシャルな演出が押し出されているようだ。
動画の最後にはユーザーがこうした演出への困惑を示すためか、ネットミーム画像と共に「人間に失望した」とのコメントで締めくくっている。『Pocket Incoming』では堂々と権利を侵害していることに加えて、ポケモンのイメージを損ねるような演出を勝手に作り、売り物にしている点を、呆れたり非難したりといった反応も集まっている。
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