4地域の今後1週間のスケジュールをお届けします。
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 研究員 宇栄原宗平
目次
▼北米(米国・カナダ)
米1月PCEデフレーターは鈍化を示すか
▼欧州(ユーロ圏・英国)
ドイツ総選挙の行方が欧州圏の情勢を左右する?
▼アジア・オセアニア(日本・中国・豪州・NZ)
RBAによる次回利下げとの距離感を探る
▼新興国(トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール)
南ア中銀による今後の利下げを巡り1月CPIに注目
北米(米国・カナダ)
重要イベント
2/25◎米2月消費者信頼感指数
2/26◎米1月新築住宅販売件数
2/26◎G20財務相・中央銀行総裁会議(~27日)
2/26◎エヌビディア11-1月期決算
2/27◎米10-12月期GDP・改定値
2/27◎米1月耐久財受注
2/27☆米新規失業保険申請件数
2/28◎カナダ10-12月期GDP
2/28◎カナダ12月GDP
2/28☆米1月PCEデフレーター
2/28◎グールズビー米シカゴ連銀総裁講演
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
28日に米1月消費支出物価指数(PCEデフレーター)が発表されます。14日に発表された米1月生産者物価指数(PPI)は全体ではインフレの根強さを示しましたが、PCEデフレーターに反映される項目は落ち着きを示したとの見方からドルが売られる場面もありました。米連邦準備制度理事会(FRB)が重視するインフレ指標なだけに結果に関心が集まります。
北米のイベント
欧州(ユーロ圏・英国)
重要イベント
2/23☆ドイツ総選挙
2/24☆独2月IFO企業景況感指数
2/24◎ユーロ圏1月消費者物価指数・改定値
2/25◎独10-12月期GDP・改定値
2/26◎G20財務相・中央銀行総裁会議(~27日)
2/27◎ECB議事録
2/28☆独2月雇用統計
2/28☆独2月消費者物価指数・速報値
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
23日にドイツ総選挙が行われます。欧州圏一の経済大国であるだけに選挙結果が、欧州の政治・経済情勢を左右する可能性もあるため注目されます。その他、欧州中銀(ECB)による今後の利下げペースを巡り28日の消費者物価指数(CPI)・速報値にも注目です。
欧州のイベント
アジア・オセアニア(日本・中国・豪州・NZ)
重要イベント
2/24◎NZ10-12月期小売売上高
2/26☆豪1月消費者物価指数
2/26◎G20財務相・中央銀行総裁会議(~27日)
3/1☆中国2月製造業PMI
3/1◎中国2月非製造業PMI
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
19日に豪中銀(RBA)は政策金利を4.35%から4.10%へ引き下げることを決定しました。ただ、ブロック総裁は「ディスインフレの進展を妨げる可能性のある上振れリスクに非常に警戒している」などと今後の追加利下げに慎重な姿勢を示しました。そうした中、26日の豪1月CPIが今後の利下げとの距離感を計る上で材料視されるでしょう。
アジア・オセアニアのイベント
新興国(トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール)
重要イベント
2/26◎南ア1月消費者物価指数
2/26◎G20財務相・中央銀行総裁会議(~27日)
2/27◎トルコ1月貿易収支
2/27◎南ア1月生産者物価指数
2/27◎メキシコ1月貿易収支
2/27◎メキシコ1月失業率
2/28◎トルコ1月失業率
2/28◎トルコ10-12月期GDP
2/28◎南ア1月貿易収支
☆特に重要 ◎重要
※カレンダーにないイベントも掲載することがあります
ここがポイント
南ア中銀は、インフレの低下などを背景に3会合連続で利下げを決定してきました。4会合連続の利下げの可能性を巡り26日に発表される1月CPIが注目されます。
新興国のイベント
お知らせ:FX初心者向けに12時からライブ解説を配信
外為どっとコム総合研究所の調査部に所属する外国為替市場の研究員が、FX初心者向けに平日毎日12時ごろからライブ配信を行っています。前日の振り返り、今日の相場ポイントなどをわかりやすく解説しています。YouTubeの「外為どっとコム公式FX初心者ch」でご覧いただけます。

外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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FX 為替 注目のFX週間イベント
SBI FXトレードの特徴として、豊富な為替ニュースを提供している点が挙げられます。
政策金利とは中央銀行(米国のFRB、英国のBOE、欧州のECBなど)が金融政策を実行する上で設定する金利です。政策金利を調整することで、景気の過熱時は経済を抑えたり、逆に失速時は経済を刺激したりします。またFX取引では2国間の金利が為替レートに影響を及ぼすことから、市場参加者の注目度が高いです。各国の物価や経済状況によっても金利が違い、新興国では通貨安防衛を目的として政策金利を引き上げる場合もあります。日本では「無担保コールレート翌日物」、米国では「FFレート金利の誘導目標」が政策金利を指します。「公定歩合」は政策金利を意味すると思われがちですが、国内金利が自由化されたことでその役目を終えました。
他の銀行やFX会社では、数千円~数万円の資金は必要である現状を考えると、初心者でも始めやすいと言えるのではないでしょうか。
もちろん、PCの取引画面も充実していますので、いつでもスムーズな環境でFXをすることができます。
少額取引が可能な点はSBI FXトレードの大きな特徴の1つで、米ドル/円(USD/JPY)であれば「約4円」の資金から始めることができます。
SBI FXトレードは、外出先や移動中でもストレスなくFXができるよう、スマホアプリから快適に取引可能な環境を整備しています。
情報量が豊富でと快適な取引が可能という観点で、SBI FXトレードでの取引をご検討ください。
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実際の取引はまだ勉強してからにしたいけど、リアルな情報はほしい、といった初心者の方も情報ツールとして日興FXをご活用いただけます。
Webで検索すると、たくさんの経済指標カレンダーがヒットします。日興FXの取引サイトでは経済指標カレンダーとニュースを無料でご覧いただけます。
邦銀を経て、仏系パリバ銀行(現BNPパリバ銀行)入行。インターバンクチーフディーラー、資金部長、シニアマネージャー等を歴任。通算30年以上、為替の世界に携わっている。 ・ラジオNIKKEI「株式完全実況解説!株チャン↑」出演中。 ・STOCKVOICE TV「くりっく365マーケット情報」出演中。 ・Yahoo!ファイナンスに相場情報を定期配信中。 ・書籍「チャートがしっかり読めるようになるFX入門」(翔泳社)著書。
【ご注意】『みんかぶ』における「買い」「売り」の情報はあくまでも投稿者の個人的見解によるものであり、情報の真偽、株式の評価に関する正確性・信頼性等については一切保証されておりません。 また、東京証券取引所、名古屋証券取引所、China Investment Information Services、NASDAQ OMX、CME Group Inc.、東京商品取引所、堂島取引所、 S&P Global、S&P Dow Jones Indices、Hang Seng Indexes、bitFlyer、NTTデータエービック、ICE Data Services等から情報の提供を受けています。 日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。 『みんかぶ』に掲載されている情報は、投資判断の参考として投資一般に関する情報提供を目的とするものであり、投資の勧誘を目的とするものではありません。 これらの情報には将来的な業績や出来事に関する予想が含まれていることがありますが、それらの記述はあくまで予想であり、その内容の正確性、信頼性等を保証するものではありません。掲載しているFX会社の評価やランキングは、各FX会社の公式サイトの掲載情報や、実際の取引画面の調査、個人投資家へのアンケートに基づいています。ただし、必ずしもサービスの内容、正確性、信頼性等を保証するものではございません。また、ランキングの評価項目は各カテゴリの比較ページに掲載しています。 総合ランキングについてはスプレッド比較、スワップ比較、PCツール比較、スマホアプリ比較、取引ルール比較、ニュース・コラム比較の評価をもとにランキングを作成しています。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、投稿者及び情報提供者は一切の責任を負いません。 投資に関するすべての決定は、利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 個別の投稿が金融商品取引法等に違反しているとご判断される場合には「証券取引等監視委員会への情報提供」から、同委員会へ情報の提供を行ってください。 また、『みんかぶ』において公開されている情報につきましては、営業に利用することはもちろん、第三者へ提供する目的で情報を転用、複製、販売、加工、再利用及び再配信することを固く禁じます。
雇用統計の発表があった直後は、相場が大きく動く傾向にあるため、FXをする際には発表日と発表時間を把握しておく必要があります。
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