ガスト「二極化」対応で客離れず

すかいらーくホールディングス（HD）が店舗ポートフォリオの入れ替えを進める。金谷実社長は日本経済新聞の取材に「地方郊外の『ガスト』から『しゃぶ葉』などへの業態転換を続ける」と強調した。売り上げの成長で人件費や食材費などのコスト増を吸収し、2025年12月期に最終増益をめざす。10月に運営会社を買収した「資（すけ）さんうどん」の店舗網を26年12月期から広げる方針も示した。

今年（2024年）、筆者は東洋経済オンラインに「ファミレスが『時代遅れ』になってきてる深い理由 ガストもサイゼも…国内店舗数はジワジワ減少」「"時代遅れ"の『ファミレス』とくに厳しい店の正体 ガスト等の安い店より､中価格帯のほうがキツい？」と題した、2つの記事を寄稿した。