ドル円、148円台後半で下げ渋る…エヌビディアの決算が影響を及ぼす可能性も(NY市場の見通し)2025/2/26#外為ドキッ

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ドル円、148円台後半で下げ渋る…エヌビディアの決算が影響を及ぼす可能性も(NY市場の見通し)2025/2/26#外為ドキッ
 

ドル円、148円台後半で下げ渋る…エヌビディア11-1月期決算が影響を及ぼす可能性も

欧米時間のドル/円予想レンジ:148.600-150.600円

東京市場のドル/円は、底堅い展開。序盤に148.60円台へ弱含む場面もありましたが、前日安値148.56円前後を前に下げ止まりました。その後は実需のドル買いなどを支えに切り返すと午後には一時149.63円前後まで持ち直しています。

前日に発表された米2月消費者信頼感指数が昨年6月以来の低水準だったことやベッセント米財務長官が「実態は経済指標で示されているよりも脆弱な可能性がある」などと述べたことで米景気減速懸念が一段と強まっています。そうした中で、足元のドル/円は、昨年12月安値148.64円前後を下抜けましたが、昨日は148.56円前後でひとまず下げ止まりました。引き続き148円台半ばが下値支持と意識されるかがポイントになります。なお、日本時間あすの朝方にエヌビディア11-1月期決算が発表されます。結果を受けて株価が大きく動くようだとドル/円相場にも影響が及ぶ可能性があるため注目です。

ドル/円をテクニカル分析で見ると、移動平均線が弱気のパーフェクトオーダーを形成しておりRSIが30に張り付いていることから下値を試しやすい状況と見れます。そのため、150円台では上値が重く反落する展開が続いています。ただ、148円台後半では下ヒゲを残して下げ止まるなど底堅さもあります。一旦は148円台後半~150円台前半のレンジで方向感を探りつつ、上下どちらかを突破するとその方向に勢いを強める可能性があるため注目しましょう。

ドル円 日足チャート

この後の経済イベント

2/26(水)
22:30 バーキン米リッチモンド連銀総裁講演
24:00 米1月新築住宅販売件数
24:30 EIA週間原油在庫統計
25:30 ディングラ英MPC委員講演
26:00 ボスティック米アトランタ連銀総裁講演
27:00 米7年債入札(440億ドル)
—–☆エヌビディア11-1月期決算
—– G20財務相・中央総裁会議(~27日)

2/27(木)
07:00 ジョーンズRBA副総裁議会証言
※☆は特に注目の材料

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外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。

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ドル円 148円台後半で下げ渋るエヌビディアの決算が影響を及ぼす可能性も NY市場の見通し

これまで前年同期比2~3倍という超ハイペースの売上高成長が続いてきた同社ですが、前々期の2024年7-10月期は前年同期比93.6%の増収と、ついに100%(2倍)のハードルをクリアできませんでした。

為替市場では1ドル=148円90銭台まで円高が進みました。

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