【S&P500】下値リスクが高い状態続く。
直近の日足は、前日に下値トライに失敗した流れを受けて上寄りのスタートとなりましたが、実体が小さく上ヒゲのやや長い陰線引けとなりました。5,920-30の日足の下値抵抗を守っており、反発に転ずる可能性を残していますが、直近の陰線が前日とは逆に上値トライに失敗した形で終えており、6,000超えの抵抗にぶつかる可能性にも注意が必要です。また、5,920-30の抵抗を下抜けて終えた場合は下値リスクが点灯、5,900を割り込んで終えた場合は、昨年8月に付けた5,119と1/13に付けた5,773を結ぶサポートラインを下抜けて短期トレンドが変化し、下値余地がさらに拡がり易くなります。この場合は5,800近辺の中期的な下値抵抗の強さを確認する動きへ。逆に、可能性がやや低い状態ですが、6,060-70の抵抗を上抜けて終えれば下値リスクがやや後退、6,120-30の抵抗を上抜けて終えた場合は、“強気”の流れに戻します。上値抵抗は5,990-00， 6,020-30，6,060-70，6,100-10，6,120-30に、下値抵抗は5,920-30，5,900-10，5,870-80，5,830-40にあります。
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SP500 プロの予想 下値リスクが高い状態続く
しかも、将来への投資（研究開発・設備投資・M&Aなど）も積極的で、高い成長力を保ち続けています。また、実力主義の米国では世界中からプロ経営者が集まり、ビジネスを拡大させています。
GAFAMだけでなく、ジョンソン・エンド・ジョンソン（JNJ）、プロクター・アンド・ギャンブル（PG）、コカ・コーラ（KO）、スリーエム（MMM）など、米国には世界的な大企業が多くあります。
日経平均株価の8日続落は、急ピッチな円高進行が嫌気されたという側面が大きいと見ますが、その背後にある日銀の金融政策への警戒感が、より直接的に投資家のセンチメントを悪化させた模様です。日銀会合の結果はフタを開けてみないと分からないものの、仮にそれを無難に乗り切ったとして、その後に焦点となるのは、やはり企業の決算発表といえるでしょう。 アナリストの業績予想の上では、日本企業の好業績期待は根強く、やや下方修正優位の欧米とは一線を画しています。この２週間で大幅に調整が進んだ日本株ですが、業績面での安定感・安心感、さらには株価の相対的な割安感は強く、追加的な下値不安はそれほど大きくないと考えられます。
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