FX/為替「ドルペソは関税発動期限を前にペソ安進む=メキシコペソ」:マイナー通貨 2025年3月4日

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FX/為替「ドルペソは関税発動期限を前にペソ安進む=メキシコペソ」:マイナー通貨 2025年3月4日

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ドルペソは関税発動期限を前にペソ安進む=メキシコペソ  

 トランプ大統領は4日に迫ったメキシコとカナダへの25%関税を前に、両通貨は昨日NY午後に売りが出た。前回同様直前での延期などの動きが見られるのではとの期待もあって、反応が目立っていなかったが、トランプ氏が交渉の余地はないなどと発言したこともあり、ドルメキシコペソは1ドル=20.37ペソから20.74ペソまでドル高ペソ安が進んだ。

 メキシコは輸出の75.8%が米国向け、輸入の46.1%から米国から(ともに2023年データ)と、米国と密接な関係を気付いている。また、昨今のメキシコ経済の堅調さは対米輸出用の製造業の発達、いわゆるニアショアリングの影響が大きいとみられており、今後の警戒感が広がっている。

USDMXN 20.692

(配信:みんかぶFx 2025/3/4(火) 8:06)

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FX 為替 ドルペソは関税発動期限を前にペソ安進むメキシコペソ

■例えば、トランプトレードで買われてきた仮想通貨は大きく下落する一方、為替市場に目を転じると、関税の発動が発表されたカナダドル、メキシコペソは、リスクオフで反応した株式市場と異なり落ち着いた推移となっています(図表2)。ちなみに、2月1日にカナダとメキシコに対するトランプ関税が初めて発表された直後は、今回とは異なり、カナダドルやメキシコペソは大きめの下落に見舞われました。

■こうした為替市場の反応は、市場がカナダやメキシコへの関税措置について、その「仰々しい前振り」とは異なり仮に実行に移されたとしても、米国経済に深刻な影響を与えない範囲・期間で限定的に行われる可能性が高く、「交渉相手に譲歩を迫るためのアドバルーンにすぎない」と見透かしているからかもしれません。

今回の日本株の調整の背景には、①トランプ関税への警戒感、②米経済の減速懸念、そして、③日銀による追加利上げ観測、などがあります。そして、こうした悪材料が同時に重なることで、下げ幅が増幅された側面がありそうです。また、トランプ関税への金融市場の反応は様々で、為替市場のように、あまり材料視されていない市場もあるようです。その背景には、国益を最優先するトランプ大統領のマッドマンセオリーが、一部の市場参加者に見透かされているからかもしれません。

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