【見通し】今日の株式見通し-軟調か 関税リスクを嫌気してダウ平均が670ドル安

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【見通し】今日の株式見通し-軟調か 関税リスクを嫌気してダウ平均が670ドル安

東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は670ドル安の42520ドルで取引を終えた。トランプ関税が米国経済に悪影響を与えることへの懸念が高まった。800ドル超下げたところからいったん持ち直したものの、終盤には売り直されている。エヌビディアなどグロース株の一角に見直し買いが入ったことからナスダックは終盤にプラス圏に浮上する場面があったが、こちらも買いは続かず下落した。ドル円は足元149円70銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて405円安の36955円、ドル建てが395円安の36965円で取引を終えた。

 米3指数がそろって下落して引け味も悪かっただけに、日本株も売りに押されると予想する。CME225先物は37000円近辺からのスタートを示唆している。日本時間11時からトランプ大統領の施政方針演説が予定されており、ニュースのヘッドラインが相場をかく乱する可能性がある点には注意を要する。深押しするようなら下値は拾われるとみるが、このところの日経平均は値幅が出やすくなっているだけに、場中は荒い値動きが続くだろう。日経平均の予想レンジは36500円-37500円。

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

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見通し 今日の株式見通し軟調か 関税リスクを嫌気してダウ平均が670ドル安

個別銘柄では前日夕に決算とあわせて発表した収益見通しが市場予想に届かなかったセールスフォースが下げている。アマゾン・ドット・コムやマイクロソフトも安い。半面、トラベラーズやユナイテッドヘルス・グループ、マクドナルドといったディフェンシブ株が買われている。スリーエムやシェブロンも高い。

半導体やハイテク株への売りも相場を押し下げている。26日夕に発表した2024年11月〜25年1月期決算で売上高が市場予想を上回ったエヌビディアが6%あまり下げる場面がある。人工知能(AI)向け半導体の販売が好調で、25年2〜4月期の売上高見通しも予想以上だったものの、短期的な利益率悪化などが懸念されている。半導体関連株やAI関連銘柄の一角に売りが広がっている。

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