セブン、デイカス氏は多難な船出

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セブン、デイカス氏は多難な船出
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セブン デイカス氏は多難な船出

セブン―イレブン・ジャパンの社長だった井阪氏は、強力なリーダーシップで「カリスマ」と呼ばれた鈴木敏文会長(当時)と対立の末、2016年5月にセブン&アイの社長に就任した。21年には米コンビニ「スピードウェイ」を買収。23年に売上高に相当する営業収益が国内小売業で初めて10兆円を突破した。

9年間にわたり巨大流通グループ、セブン&アイ・ホールディングスを率いてきた井阪隆一社長が、「創業以来、最大の危機」(幹部)に直面する真っただ中で退陣する。カナダのコンビニ大手から巨額の買収提案を受ける中、主力のコンビニ事業に経営資源を集中させるグループの構造改革は道半ば。バトンを託されたスティーブン・ヘイズ・デイカス氏は多難な船出となる。

セブン&アイHDの井阪隆一社長(67)が退任する方向で調整していることが3日、分かった。後任は、スーパーの西友でCEOなどを務めた社外取締役のスティーブン・ヘイズ・デイカス氏(64)が就く方向。外国人が社長に就任するのは初となる。トップ交代で海外コンビニ事業に集中する方針を鮮明にする。

井阪氏は傘下のセブン―イレブン・ジャパン社長として、コンビニ事業の成長をけん引した。2016年に当時セブン&アイの会長兼最高経営責任者(CEO)だった鈴木敏文氏の後任として、セブン&アイの社長に就任した。

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9年間にわたり巨大流通グループ、セブン&アイ・ホールディングスを率いてきた井阪隆一社長が、「創業以来、最大の危機」(幹部)に直面する真っただ中で退陣する。

セブンは、カナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタールから買収を提案されている。創業家が対抗策として自社買収(MBO)を計画していたが断念した。買収提案受け入れか、セブン単独での成長を模索するかの二つの選択肢を軸に検討を進めている。

セブン&アイは、経営トップの交代や北米事業の株式上場などの主要カードを切ることで成長や企業価値向上へ望みをつなげる。ただ、アリマンタシォンの提案を拒否し、単独経営路線を選択するにしても、確かな成長を実績値として示せなければ株主や市場の信認を得るのは容易ではない。

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