マツダ6生産終了へ 23年歴史に幕
現在のところ判明しているのは、中国マツダのHPに掲載される、ヴェールに覆われたセダンのシルエットのみ。フロントのフェンダーからリヤエンドまで、まっすぐにウエストラインが伸びる流麗なスタイルです。
なお、マツダ6/マツダ6ワゴンの販売終了は2024年4月中旬となり、生産台数に達した時点で終了となるようです。
たとえば、エクステリア・デザインを、最近のマツダ車のようにアップデートするというようなものです。
マツダは2024年1月19日に フラッグシップモデル「MAZDA6」の日本向けモデル(セダン・ワゴン)の販売を終了すると発表しました。そして生産終了時期は、2024年4月中旬を予定していることを明かしています。
マツダ6eは、長安汽車と共同開発したミッドサイズセダン×RWDのEVセダン『EZ-6』をベースに、走行性能や機能性などを欧州向けに造り込んだモデルだ。ベルギーの「ブリュッセルモーターショー」で初公開され、今夏に欧州での発売を予定している。
マツダ6は、マツダ自らがフラッグシップと謳う、Dセグメントに属するセダン&ワゴンだ。そのルーツは、マツダのブランドメッセージである「ZoomーZoom(ズーム ズーム)」を象徴し、ブランドDNAを100%体現するミッドサイズカーとして2002年5月に登場した「アテンザ」だ。
これは、どのようなクルマになるのでしょうか。まったくの新型の「マツダ6」でしょうか。そうであれば、本当に嬉しいニュースとなります。
マツダの歴史あるモデルが惜しまれつつ終わりとなりますが、同社が今後セダンを作らないことを決めたわけではなく、次世代車も開発しているなかでビジネスチャンスがあればセダン系の新型車も考えていきたいとのこと。
そんなマツダ6ですが、前述の通り日本向けの販売・生産が終了となります。
しかし、ラージ商品群を投入の真っただ中であるマツダが、中国市場において、まったく新しい新型車を投入するのは、ちょっと考えにくいというのが正直なところ。普通に考えれば、「マツダ6」の大幅改良という内容でしょう。
そしてマツダのドライバーとの一体感や運転の楽しさを大切にする考え方と、先に述べたセダン&ワゴンの特徴は親和性が高い。
マツダは2024年4月中旬にマツダ6の国内向けモデルの生産終了を予告していました。リリースには「今後、セダンはマツダ3が、ワゴンはCXシリーズが、その役割を引き継ぎ〜」とあり、残念ながら次世代モデルの話はありません。
もうひとつの可能性は、ラージ商品群と同じFRプラットホームを使うセダンです。FRセダンであれば、マツダがラージ商品群用に新開発した直6ディーゼル・エンジンも当然のように使うことができます。
また、マツダは「CX-60」を筆頭とする新しいラージ商品群の導入で、めいっぱいのはず。そうとなれば、日本国内市場においてマツダ6が復活することは、相当先になるのではないでしょうか。
同じような改良は、2021年に実施された「CX-5」の大幅改良でも行われています。このデザイン面の改良により、マツダ6のモデルライフは、まだまだ伸ばすことができるはずです。
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