S&P500 プロの予想「上値余地が限られる可能性。」チャート分析 2025/3/10

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S&P500 プロの予想「上値余地が限られる可能性。」チャート分析 2025/3/10

川合美智子氏S&P500レポート

【S&P500】上値余地が限られる可能性。

直近の日足は陽線で切り返して上値余地を探る動きに繋げています。この陽線の下ヒゲが長く、下値トライに失敗した形となったことから、上値トライの動きが強まると見られますが、上値を切り下げる流れにあることや、直近の週足が2023年10月に付けた4,103を基点として下値を切り上げて来た中期的なサポートラインを下抜けて越週しており、(下図参照)中期的なトレンドにも変化が生じ始めています。このため反発余地が限られ易く、中期的に見ても「戻り売り」の流れに入った可能性が生じており、今週も続落する可能性に警戒が必要です。5,860-70の抵抗を上抜けて越した場合は、下抜けが“ダマシ”となった可能性が生じますが、週足の形状が悪化しており、下値リスクが高い状態にあることから、買いは今週いっぱい様子を見た方が良さそうです。上値抵抗は5,780-90,5,820-30,5,860-70,5,900-10にありますが、全て上抜けて終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。この場合でも6,020-30の抵抗を上抜けて終えるまでは下値リスクを残します。下値抵抗は5,720-30,5,700-10,5,660-70,5,630-40,5,590-00,5,530-40にあります。

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SP500 プロの予想 上値余地が限られる可能性

タキロンシーアイ <4215> が直近、新値圏に浮上し一段の上値を目指す動き。樹脂加工の大手でIT向け樹脂板ではトップシェアを誇る。高機能材部門で半導体工業用プレートなどを展開、半導体チップや製造に必須となる素材を提供しており、今後5GやIoT分野の投資拡大を背景とした半導体市況の改善が同社にとっても強力なフォローの風となる。弱電向け樹脂成型品を手掛ける天昇電気工業 <6776> [東証2]とは資本・業務提携関係にあり、天昇電株式を第三者割当の形で獲得し、5%超の大株主となっていることも思惑材料。PER5倍は土地売却に伴う特別利益の計上によるが、実質的にも10倍前後に過ぎない。3.7%前後の高配当利回りも魅力。中期的には17年11月の高値852円を視界に入れる展開に。

[シナリオ②-1] 一方で、「1.09000NZドル」で上値を抑制された場合は、「上値抵抗圧力の強まり」→「下値切り下げ」となりそうです。当該ケースでは、「遅行スパンの“逆転”」や「SARの売りサイン継続」なども伴いながら、BB・-2σラインをメドとする「1.05000NZドル」(上図Ⓑ水色線)付近まで下落しそうです。

個別銘柄で上昇率トップのインテル(INTC)は年初来大幅な株価下落となっていますが、8/30(金)に投資銀行と複数の経営再建策を検討中と伝わって9.5%の上昇となりました。再建策には、受託生産部門の分離、プログラマブルICのアルテラ部門の売却、コスト削減策などが含まれる可能性があるといわれます。

[シナリオ①] これからの時間において「1.09000NZドル」を終値ベースで上抜けブレークした場合は、「基準線超え」→「上値トライ」のトリガーとなりそうです。当該ケースでは、「(心理的な節目である)1.10000NZドル超え」や「SARの買いサインへの転換」なども伴いながら、BB・+2σラインをメドとする「1.13000NZドル」(上図Ⓐ赤色線)付近までの上昇を想定すべきでしょう。

S&P500指数の予想PER(2025年予想EPS基準)は再び20倍超まで上昇しており、さらなる上値に対してはバリュエーションの高さが抑制要因になると考えられます。テクニカル的には、7月半ばの高値とともに「ダブルトップ」になりそうな気配もあるため注意が必要でしょう。

[シナリオ②-1] 一方で、「0.86550ポンド」で上値を抑制された場合は、「上値抵抗圧力の強まり」→「下値切り下げ」となりそうです。当該ケースでは、「(心理的な節目である)0.85000ポンド割れ」や「SARの売りサイン継続」なども伴いながら、BB・-2σラインをメドとする「0.84000ポンド」(上図Ⓑ水色線)付近までの下落を想定すべきでしょう。

24年には主要中銀の多くが利下げに転じるとみられる一方、日銀はマイナス金利の解除など金融政策の正常化へと動くことが想定されます。そのため、クロス円は次第に上値が重くなっていく展開になりそうです。

・今回の決算では、クラウドサービスプロバイダー(AWS、マイクロソフト、グーグルなど)は、データセンター売上の約45%を占めると開示されました。つまり、半分以上は消費財企業、インターネット企業、その他大企業向けが占め、AIに関してFortune100企業の大部分と協働しているとコメントされました。AI利用の広がりがうかがえ、中期的にポジティブな材料と捉えられます。

S&P500に関するよくある質問について、投資のプロがわかりやすく回答します。

[シナリオ①] これからの時間において「0.86550ポンド」を終値ベースで上抜けブレークした場合は、「基準線超え」→「上値切り上げ」となりそうです。当該ケースでは、「BB・+2σラインおよび(赤色雲の上辺である)先行2スパン(≒0.88500ポンド)超え」や「SARの買いサインへの転換」なども伴いながら、心理的な節目である「0.90000ポンド」(上図Ⓐ赤色線)付近までの上昇も視野に入れるべきでしょう。ただし、本稿執筆(23年12月)時点では、赤色雲が厚い形状(=強い上値抵抗帯)となっていることから、上値余地は限定的となりそうです。

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