【テクニカル】日足テクニカル・ポンド円=雲の上抜けなるか、攻防に注目

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【テクニカル】日足テクニカル・ポンド円=雲の上抜けなるか、攻防に注目

上影陽線引け。一時193.11円まで上昇するも、同水準に位置していた一目均衡表・雲の下限が目先の抵抗として意識されると伸び悩んだ。すでに遅行スパンは実線を上抜き、一目・転換線は基準線を上抜いており、雲を巡る攻防の行方に注目したい。雲は本日192.26-193.52円にかかっており、上抜けとなれば三役好転が点灯して上値余地が広がる公算だ。ただ、雲は低下局面にあるため雲下限に沿って下押す展開も視野に入れておきたい。

レジスタンス1  193.11(3/12高値)

前日終値     192.19

サポート1    191.25(3/12安値)

(関口)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【テクニカル】日足テクニカル・ポンド円=雲の上抜けなるか、攻防に注目

一目均衡表は テクニカル分析用のインジケーターです

そもそも相場見通しに関しての筆者自身のプリンシプル(原理・原則)について誤解を恐れずに言うと・・・「不確定な未来のことを予想することは不可能である」ということ。ただし、相場の「ありうべき」方向性やレンジについては、テクニカル指標をもとに、上述した「蓋然性(がいぜんせい)」は示し得るものと考えます。

テクニカルポイント ドルカナダ、一目均衡表の雲から上抜けるのかをチェック1.4489 ボリンジャーバンド 2σ上限(21日間)1.4472 一目均衡表・基準線1.4389 エンベロープ1%上限(10日間)1.4389 一目均衡表・雲(上限)1.4359 現値1.4298 21日移動平均1.4264 一目均衡表・転換線1.4247 10日移動平均1.4222 一目均衡表・雲(下限)1.4170 100日移動平均1.4107 ボリンジャーバンド 2σ下限(21日間)1.4104 エンベロープ1%下限(10日間)1.3911 200日移動平均 ドルカナダは2月に入ってから一目均衡表の雲の中で推移している。短期的には買いバイアスが優勢となっており、RSI(14日)は56.2へと上昇している。一方で、10+21日線の位置関係は目立った方向性を示していない。足元では一目均衡表の雲上限1.4389レベルに接近する動きがみられている。雲からの上抜けを確認できれば、上方への値動きに弾みがつくことが想定される。

一目均衡表はすべてを習得するのが難しいテクニカル指標であると言われています。一目均衡表の考案者である一目山人による解説本は全7巻があるものの、一部の本は絶版になっており、現在完全に習得した人はほとんどいないとされています。ただし、時間論・波動論・値幅観測論などの理論があるものの、実際の使用にあたっては、一目均衡表を完全に習得する必要性はあまりなく、おおまかな概念の理解とシグナルさえ押さえておけば充分役立てることが可能です。

テクニカル分析用のインジケーター(テクニカル指標)は海外発のものが多いなかで、一目均衡表は日本人によって考案されたものになります。海外にも逆輸入されているもので、「ichimoku」として親しまれています。一目均衡表の優れている点は視覚的に判断しやすく、現在の相場状況が上向きであるのか下向きであるのかといった方向感と強弱が分かります。多くのテクニカル分析がチャートの縦軸である「価格」を重視しているのに対して、一目均衡表では横軸である「時間」にも注目しています。それによって、価格とともに相場が変化していくタイミングを示唆しています。一目均衡表を正しく判断することによって、エントリーポイントを見逃しにくくなるのではないでしょうか。

FXにおける「雲」は、日本で生まれたテクニカル分析手法である「一目均衡表」に用いられます。一目均衡表でもっとも大事な要素であるため、しっかりと身につけておく必要があります。雲はトレンドを判断するために必要となるローソク足の支持線や抵抗線となってくれるものであり、トレンドラインはローソク足の安値同士・高値同士を結ぶことによって見えてきます。たとえば、買いポジションを持っている人が多い相場状況である場合には、相場が下がってほしくないといった心理状態を表しています。そうした投資家たちの心理を表すものとして、雲が形成されます。

津田 隆光(つだ たかみつ) チーフマーケットアドバイザー 日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト(CMTA)。主にコモディティ分野のマーケットに従事し、2008年1月マネースクウェア・ジャパン(現マネースクエア)入社。社内外で各種テクニカル分析レポートを執筆する傍ら、セミナー講師やYouTube(M2TV)出演、ラジオ番組(ラジオNIKKEI)コメンテーターなどを務める。 【執筆レポート】 「テクニカル・ポイント」など 【出演動画】 YouTube(M2TV)「マーケットView虎視眈眈」

一目均衡表は一風変わった日本発のテクニカル分析のひとつです。5つの線と「雲」をローソク足と組合せて分析します。他のテクニカル分析に比べ構成要素が多いため難しく感じるかもしれませんが、ポイントを押さえればとてもシンプルなテクニカル分析手法です。世界中の多くの投資家から支持されている一目均衡表について、基礎知識から相場動向を予測するための活用方法まで詳しく説明します。

究極のテクニカル分析と評されることもある「一目均衡表」ですが、いざ使おうと思うと、とても複雑で難しい印象を持たれるかもしれません。

一目均衡表は、1936年に細田悟一(ペンネーム:一目山人、いちもくさんじん)が考案したとされている日本を代表するチャート分析手法です。考案者である細田氏は、独自の研究所を設立し2000人の職員と7年の年月をかけて一目均衡表を完成させたと言われています。緻密なデータに裏付けられた一目均衡表は、本来は株価を基に考案された指標ですが、FXの為替レートなどほかの銘柄にも応用することが可能です。 一目均衡表と他のテクニカル分析との大きな違いは、多くのテクニカル分析が価格の変化や相場の流れを重視して時間を二次的なものとして扱っているのに対し、一目均衡表は時間を主体として値段を二次的なものとして扱っている点です。つまり「いくら」になるかを分析するより「いつ」を分析することに特化したテクニカル指標といえます。また、一目均衡表は、買い方と売り方の均衡が崩れた方向に、相場が動くとする考えに基づいています。買いと売りの均衡が崩れた際の大きな動きを一目で把握することを目的として作られたとされ、日本人のみならず海外の投資家にも人気があるテクニカル分析です。そのように多くの人に使用されていることもあり一目均衡表の各線それぞれがレジスタンス・サポートラインとして機能する働きがあります。 なお、現在は一目山人の遺族が経営する株式会社経済変動総研が一目均衡表の普及に努めており、一目均衡表の資料や原著の販売などを行っています。

一目均衡表は、テクニカル分析用のインジケーターです。雲を見るうえで理解しておくべき一目均衡表の特徴や習得すべき必要性について説明します。

一目均衡表とはどのようなテクニカル分析なのか、初めての方でもわかるように基礎知識から解説しましょう。

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