ドル円、149円回復!上値を試せるか?|日銀会合・FOMCの注目ポイントを解説(今夜から来週のFX予想)2025/3/14 #外為ドキッ

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ドル円、149円回復!上値を試せるか?|日銀会合・FOMCの注目ポイントを解説(今夜から来週のFX予想)2025/3/14 #外為ドキッ

短期トレード即効チャージ ドル円

「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
X(Twitter) : https://twitter.com/gaitamesk_ueha

最新のマーケット情報まとめ

現状分析
– ドル円相場は149円台へ上昇する展開
– 2025年春闘の第1回回答集計結果が発表され、賃上げ率は5.46%(要求は6.09%を下回る)
– 円が売り戻される展開に
– 現在は上値抵抗線を突破したが伸び悩んでいる状況

チャート状況
– 日足チャートでは10日線を突破したが、終値での確認が重要
– 4時間足チャートではダブルボトムを形成、148.40円ネックラインを抜けて上昇
– 目先のターゲットは149.20〜149.40円付近
– 終値で20日移動平均線を突破できれば持ち直しの動きが強まる可能性

本日の注目点
– 23時00分にミシガン大消費者信頼感指数・速報値が発表予定
– 前回64.6に対して低下予想
– 結果次第でドル相場への影響が出る可能性

来週の重要イベント
★FOMC(米連邦公開市場委員会)
– 政策金利は据え置きがほぼ確実視
– 四半期に1度発表される政策金利見通し(ドットチャート)が焦点
– 前回(12月)は2025年内に2回の利下げ見通し
– 市場は年内3回の利下げを織り込み中
– 2回のままならドル買い材料、3回に修正ならドル売り材料の可能性
– パウエル議長の記者会見内容も重要

★日銀金融政策決定会合
– 政策金利は据え置きがほぼ確実視(1月に利上げ済み)
– 市場は次の利上げを7月メインで予想(6月は半々、一部は5月も)
– 植田日銀総裁の記者会見で次の利上げとの距離感に注目
– 春闘結果を受けて、今後の賃金・物価動向に関する発言が重要

★その他の注目点
– トランプ政権の関税政策と各国の対抗措置
– 鉄鋼・アルミ関税に対してEUとカナダが対抗措置を発表
– 貿易戦争懸念の高まりによるリスク回避の動きに注意

テクニカルポイント
– 149円台を終値で突破できれば反発基調を強める可能性
– 20日線突破でさらに強まる
– 上値ターゲットは、突破した場合149.40円付近、さらに上昇なら151.30円
– 148円を再び割り込むと下値リスクが高まる
– 下値は146円台がサポートラインだが、終値で下抜けると145円、さらには142円も視野に

結論
ドル円相場は現在149円台で推移しているが、本日の終値と米経済指標の結果が今後の方向性を左右する。来週はFOMCと日銀会合という重要イベントが控えており、特にドットチャートの修正と植田総裁の発言内容が焦点となる。現状では上値を試す可能性があるが、トランプ政権の関税政策による不透明感も継続しており、状況次第では下値リスクも残る展開。

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『最新のドル/円相場を解説』

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外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。

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もう海外セッションからはドル円の戻り売りに励みたい

明日は日銀の会合である。すでにいくらかの追加緩和をすることが期待されており、またマーケットに織り込まれてもいるので、多少の追加緩和では材料出尽くしになってポジション調整を強いることになる。ましてやノーアクションだったら、もっと激しいリスク回避の動きとなるだろう。どちらにしてもドル円は今晩の半日をかけてなんとか戻り売りでショートメークしておきたいものだと考えている。

夜中に起きだしてみると、やはり為替相場は動いていなかった。ドル円は105.65あたりで、寝る前に確認したレベルとあまり変わらない。そして3時を迎えた。最初に株売り、ドル売りで傾いたようだが、すぐに値を戻してきた。ドル円は105.50くらいから106.00あたりまでのレンジに収まってしまい、値動きは荒かったものの、昼間に比べると何でもない。

ドル円が107円台にタッチしなかったことと同様に、イギリスのEU離脱後の戻し高値に付けきれなかったのは日本株も同様である。ドル円とともに急上昇は下のだが、日経先物は今月の高値である16930円を超えられなかった。マーケット全体がこのニュースには飛びつくなと言っているようだ。もう海外セッションからはドル円の戻り売りに励みたい。

USD/JPY EUR/USD EUR/JPY GBP/USD1WK 13.22 9.65 12.53 8.831MO 9.97 7.60 9.87 6.793MO 10.17 7.79 10.27 7.196MO 10.04 7.67 10.22 7.429MO 9.93 7.66 10.15 7.631YR 9.86 7.72 10.11 7.83GBP/JPY AUD/USD USD/CHF1WK 12.88 11.60 8.351MO 9.90 9.45 6.873MO 10.44 9.88 7.176MO 10.60 9.99 7.309MO 10.65 10.07 7.431YR 10.72 10.13 7.56東京時間10:27現在 参考値ドル円1週間ものは13.22%付近まで上昇。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀金融政策決定会合を控えてボラティリティは上昇しつつある。

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