【テクニカル】乖離ランク=豪ドル円とドル円のみマイナス

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【テクニカル】乖離ランク=豪ドル円とドル円のみマイナス

主要通貨 20日移動平均線かい離率ランキング

3/15 4:13時点

ユーロドル 2.44%   0.026(かい離幅)

ユーロ円  1.94%   3.080(かい離幅)

ポンド円   0.87%   1.665(かい離幅)

ZAR円    0.62%   0.050(かい離幅)

NZドル円  0.28%   0.240(かい離幅)

豪ドル円  -0.31%   -0.288(かい離幅)

ドル円    -0.50%   -0.740(かい離幅)

※各通貨の乖離状況を比較するため【テクニカル】記事「乖離1-3」の乖離幅から乖離率を求めた結果のランキングです。

(小針)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【テクニカル】乖離ランク=豪ドル円とドル円のみマイナス

テクニカル 乖離ランク豪ドル円とドル円のみマイナス

筆者の短期の相場観は、ドル/円やNZドル円相場は穏やかな円安基調だ。したがって、ドル/円やNZドル円の短期取引では1時間足のエンベロープ(移動平均乖離)を相場の押し目買いポイントとして使っている。

経済指標とは世界各国の政府や中央銀行が発表している経済データで、発表結果はFX取引が行われる外国為替市場に大きく影響を与えます。発表結果が事前予想から大きく乖離する場合は相場を大きく動かすことも少なくなく、ファンダメンタル分析において値動きを左右する重要なデータとして扱われます。「みんなのFX」の経済指標カレンダーは日別・週間・月間で見ることができます。例えば週間・月間のデータは大まかな発表のスケジュール感を確認するのに役立ち、日別のデータは直近で発表される指標の時間・事前予想値をチェックする時に使うとよいでしょう。

強力な買いトレンドや売りトレンドが発生していないノーマル相場(トレンド=方向性のない相場)の動く範囲は、概ね13時間移動平均線の±0.6%乖離(赤のバンド)の半分である13時間移動平均線の±0.3%乖離(青のバンド)の範囲に収まることが多い。

ただし、米雇用統計や大きなイベントの発表時の相場は、13時間移動平均線の±0.6%乖離(赤のバンド)を大きく逸脱することがあるので注意が必要である。大きなイベントで大変動が予想される場合には、1時間足のエンベロープ(移動平均乖離)ではなく、日足のエンベロープ(13日移動平均線乖離)±2%および±3%を観察すべきである。

日足の為替相場はノーマル(強いトレンドが出ていない)相場の場合、概ね13日エンベロープ(移動平均線乖離)±3%のバンドの中で動くという傾向を持っている。コアレンジは13日移動平均線±2%とみておけばよいだろう。日足の13日移動平均線の±3%乖離水準が、筆者の為替相場をみる基本的なレンジ感である。

一方、ユーロ/ドルやユーロ/円は短期的には下げ相場を想定しているので、1時間足のエンベロープ(移動平均線乖離)を戻り売りのポイントとして使っている。なぜ、ユーロだけは戻り売りなのか?それは現時点のユーロ/ドルの日足相場で「売りトレンド」が発生しているからである。

経済指標の結果を見るときのポイントはいくつかあります。経済指標は月毎や四半期毎に発表され、前月比(または前期比)か前年同月比(または前年同期比)で比較することが一般的で、前回発表された数値から傾向が続いているのか、または傾向が変わったのかをチェックします。例えば、米国の消費者物価指数が上昇傾向にある局面で、上昇傾向が加速する発表結果となった場合はインフレ傾向にあると判断されて政策金利の上昇期待が高まり、ドル高が進行しやすくなります。逆に上昇傾向だった消費者物価指数が低下した場合はインフレの落ち着きが意識されて金利の先高観が弱まります。もう一つは事前予想値と発表数値の比較です。為替レートは現在起きている様々な事象や将来起こりうるであろう材料を織り込みながら動いています。当然ながら経済指標の予想値が出た段階で為替市場には結果が織り込まれ始めていて、結果が予想値とほぼ同じになれば為替レートの変動は小さくなります。逆に大きく乖離した場合は為替レートはその結果を織り込みに動くので、結果的に大きな値動きとなることがあります。また、速報値と確報値という形で2回発表される経済指標は速報値に対する反応が当然大きく、GDPといった大きな指標でも速報値と確報値では為替市場の反応が大きく異なる点は重要なポイントです。

「為替相場の1時間足は概ね13時間移動平均線の±0.8%乖離の範疇で動く」というのが米系金融機関の分析だが、現在の相場では±0.6%乖離の範囲で動くことが多い。

米国雇用統計は国の労働省労働統計局(BLS)が毎月発表している、米国の雇用情勢を表す経済指標です。毎月12日を含む週のデータが集計され、原則翌月第1金曜日に発表されます。頻度が高く、調査対象が多いうえ、発表時期も早いことから、為替市場で最も注目されている指標です。計10項目のデータの中で、特に注目されるのは非農業部門雇用者数(NFP:Non-Farm Payroll)と失業率、平均時給です。発表数値が事前予想から乖離することが少なくなく、発表直後に大きな値動きにつながることもあります。

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