【ドル円週間予想】151円台に乗せて終えれば短期トレンドが変化して一段のドル上昇へ。147円割れで終えた場合は下値リスクが点灯。
直近の日足は陽線引けとなり、上値トライの可能性に繋げています。また、3/11に付けた146.55を直近安値として下値も切り上げています。一方で、1/10に付けた158.87を戻り高値として上値を切り下げて来た流れからは上抜けておらず、下値リスクを残した状態です。この日足の上値抵抗は150円台後半にありますが、151円台に乗せて終えれば短期トレンドが変化して、上値余地がさらに拡がり易くなります。逆に、日足の下値抵抗が147.10-20にありますが、147円台を維持出来ずに終えた場合は下値リスクが点灯、146.50-60の抵抗を下抜けて終えた場合は、新たな下落リスクが生じて145円方向への一段のドル下落に繋がり易くなります。日足の上値抵抗は149.10-20,149.90-00,150.60-70、152.20-30に、下値抵抗は148.00-10,147.80-90,147.10-20,146.50-60にあります。21日、120日、200日移動平均線は149.44,152.55,152.01に位置しており、これらを上抜けきれておらず、下値リスクがより高い状態ですが、151円台に乗せて終えれば短期トレンドが変化して上値余地が拡がり易くなります。
一方直近の週足は、小陽線で切り返して上値余地を探る動きに繋げていますが、強い上昇エネルギーを持ったものではなく、また、上値を切り下げる流れを変えておらず、下値リスクがより高い状態です。一方で、1月に付けた戻り高値158.87を基点としてドル下げトレンドに入ってから10週が経過しており、ドル/円の一相場の傾向である8~9週間を超えています。大相場では11~14週継続することもありますが、短期的には一旦底打ちするタイミングに入っている可能性が高いと見ています。短期トレンドは151.10-20の抵抗を上抜けて越週するあ、日足が151円台に乗せて終えれば、1月に付けた158.87を基点として上値を切り下げて来たトレンドラインを上抜けて、短期トレンドが変化します。この場合は154~155円近辺までの反発余地が生じますが、昨年7月に付けた161.95を基点とするレジスタンスラインが157円台に位置しており、中期トレンドは弱いままです。158円越えで終えない限り、下値リスクにも引き続き注意する必要があります。一方下値は、157.50-60,157.00-10に週足の抵抗がありますが、全て下抜けて越週した場合は、新たな下落リスクが生じて144~146円ゾーンの下値抵抗を切り崩す動きが強まり易くなります。この場合でも2021年1月に付けた102.59を基点とする長期的なサポートラインが144~145円に位置しており、押しが深い場合でも144円を大きく下抜けない可能性も高いと見ています。今週の週足ベースで見た上値抵抗は150.60-70,151.10-20,152.20-30に、下値抵抗は148.00-10,147.50-60,147.00-10,146.00-10にあります。31週、62週移動平均線は150.71と151.85に位置しており、中期トレンドは“ドル弱気”の流れに変わりありません。
今週の戦略は、ドル買いは147.90-00で押し目買い。損切りは浅い場合で147.40,深い場合は146.90で撤退です。ドル売りは150.50-60まで引きつけて。損切りは151.20で撤退です。
上値は、148.90-00に軽い抵抗が、149.10-20にやや強い抵抗がありますが、全てクリアすれば、149.50-60,149.90-00,150.60-70,151.10-20にある一段と強い抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。151円台に乗せて終えれば短期トレンドが変化して152.20-30にある強い抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きが強まり易くなります。下値は、148.00-10,147.70-80にやや強い抵抗が出来ており、これらを支えとして上値トライの可能性に繋げていますが、上値トライに失敗して147.50-60,147.00-10の抵抗を全て切り崩して147円を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯、146.50-60の抵抗を下抜けて終えた場合は新たな下落リスクが生じて144~146円ゾーンの抵抗をトライする動きが強まり易くなります。
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ドル円今週の予想 上値余地を探る動き 下値リスクを残した状態
本日のドル円は147円50銭〜149円50銭程度を予想します。
さて、外為どっとコム「マネ育チャンネル」では川合が隔週で動画配信しています。今週は昨日11日にアップしています。ドル/円、ユーロ/円、ユーロ/ドル、豪ドル/円、日経225,SP500、金(円)などについてコメントしていますので、参考になれば幸いです。
今週の戦略は、ドル買いは147.90-00で押し目買い。損切りは浅い場合で147.40,深い場合は146.90で撤退です。ドル売りは150.50-60まで引きつけて。損切りは151.20で撤退です。
ユーロ/円は陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げていますが、上値を切り下げる流れから上抜けておらず、下値リスクを残した状態です。164.50-60の抵抗を上抜けて終えれば“ニュートラル”な状態に戻しますが、165.10-20の抵抗を上抜けて終えるまでは下値リスクを残します。逆に、162.50を割り込んで終えた場合は新たな下落リスクが生じます。買いは様子見か162.50-60まで引きつけて。損切りは161.80で撤退です。売りは164.30-40で戻り売り。損切りは浅い場合で164.80,深い場合は165.10で撤退です。上値抵抗は164.30-40,164.50-60,164.80-90,165.10-20に、下値抵抗は163.00-10,162.50-60,162.20-30,161.80-90にあります。全て下抜けて終えた場合は新たな下落リスクが生じます。
ポンド/円は陽線で切り返して続落を食い止めています。194円台の下値抵抗を攻めきれずに終えており、上値トライの可能性に繋げていますが、前日の大陰線が上値を抑え込んでおり、上値余地が拡がり難い状態です。買いは様子見です。売りは196.30₋40で戻り売り。損切りは196.80で一旦撤退です。上値抵抗は195.90-00,196.40-50,196.80-90に、下値抵抗は195.00-10,194.50-60,193.60-70にあります。短期トレンドは197円台を回復して引ければ“ニュートラル”な状態に戻しますが、199.80-90の抵抗を上抜けて終えない限り、“強気”に変化しません。
ポンド/ドルは陽線で切り返して上値余地を探る動きに繋げています。単体では上昇エネルギーの強いものではありませんが、トレンドが強い状態を保っており、押し目買い方針継続とします。買いは1.2900-10の押し目待ち。損切りは1.2860で撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は1.2950-60,1.2980-90,1.3010-20,1.3040-50に、下値抵抗は1.2900-10,1.2870-80,1.2840-50にあります。短期トレンドは1.2700を割り込んで終えない限り、変化しません。
豪ドル/円は実体の確りとした陽線で終え、続落を食い止めています。100円台を回復してレンジ内の動きに戻しており、上値トライの可能性に繋げていますが、上値を切り下げる流れから抜け出しておらず、下値リスクにより警戒が必要です。102.10-20の抵抗を上抜けて終えない限り、下値リスクにより警戒が必要です。買いは様子見か99.80に浅い損切りを置くなら100.10-20まで引きつけて軽く押し目買い。売りは100.60-70で戻り売り。これは東京市場で付いています。上値余地を100.90近辺まで見て置く必要があります。損切りは101.20で一旦撤退です。上値抵抗は100.60-70,100.90-00,101.10-20に、下値抵抗は100.10-20,99.80-90,99.40-50にあります。再び100円台を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯、99.40-50の抵抗を下抜けて終えた場合は、下落余地がさらに拡がり易くなります。
日足の上値抵抗は150.50-60,150.80-90,151.20-30,151.70-80に、下値抵抗は149.30-40,148.90-00,148.40-50,147.80-90にあります。
2月の外為市場では円高が進行した。しかし、前月26日を境に円高の勢いが失速している。ドル円(USD/JPY)は2月の中旬以降、レジスタンスのラインとして意識されてきた10日線を上方ブレイクし、150円台へ反発した。しかし、今週も反発地合いを維持できるのかどうか?は、米経済指標次第となろう。そう考える理由は、米債市場と短期金融市場の動きにある。
シカゴ先物市場におけるヘッジファンドなど投機筋のポジションを見ると、先週11日時点では13万3902枚の「円買い・ドル売り」ポジションでした。円のネット買い持ちポジションは過去最高水準でしたが、その前の週と比較すると増加枚数はわずか「251枚」だったことに気づきます。ブルームバーグは「投機筋の円買いポジションは歴史的水準ではあるが、持ち高は限界水準であるかもしれない」と報じています。何かのきっかけで、円買いポジションを閉じて円売りに変える可能性は十分あり、その場合にはドルが大きく買われることになります。それがいつ起こるかは分かりませんが、その可能性は常に意識しておく必要があります。日米の金利差からしても、余程円高が進むという確信がない限り、円買いポジションを長期に維持できないことは、過去のポジションの歴史を見れば、明らかです。
米国経済は個人消費に支えられている。2月に発表された経済指標で、その個人消費に対する懸念が強まっている。個人消費の土台は、堅調な労働市場に支えられている。ゆえに雇用統計が労働市場の堅調さを示唆する場合は、景気不安が後退することで米ドル高の要因となろう。上述のISM指数も予想以上となれば、2月の米ドル安を調整する動き(米ドルの買い戻し)が予想される。
一方、雇用統計が労働市場の軟化を示唆する場合は、「個人消費の先行き懸念→景気不安」を想起させる要因となろう。ISM指数も予想以上に下振れる場合は、米ドル安の進行を想定したい。また、さえない米経済指標は株安の要因にもなり得る。リスク回避の円高を警戒したい。
上値は、148.90-00に軽い抵抗が、149.10-20にやや強い抵抗がありますが、全てクリアすれば、149.50-60,149.90-00,150.60-70,151.10-20にある一段と強い抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。151円台に乗せて終えれば短期トレンドが変化して152.20-30にある強い抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きが強まり易くなります。下値は、148.00-10,147.70-80にやや強い抵抗が出来ており、これらを支えとして上値トライの可能性に繋げていますが、上値トライに失敗して147.50-60,147.00-10の抵抗を全て切り崩して147円を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯、146.50-60の抵抗を下抜けて終えた場合は新たな下落リスクが生じて144~146円ゾーンの抵抗をトライする動きが強まり易くなります。
ドル買いは1日様子見か152.90-00の押し目待ちとします。損切りは152.40で撤退です。売りは155.50-60で戻り売り。損切りは156.20で撤退です。
ユーロ/ドルは続伸し、上値トライの可能性に繋げています。中期的な下値抵抗には跳ね返されましたが、トレンドがまだ弱く、1.0710-20の抵抗を上抜けて終えない限り、下値リスクがより高い状態です。また、1.0820-30の抵抗を上抜けて終えるまでは下値リスクを残します。買いは様子見か1.0500-10まで引きつけて。損切りは1.0460で浅めに撤退です。売りは1.0630-40で戻り売り。損切りは1.0700で撤退です。上値抵抗は1.0600-10,1.0630-40,1.0690-00に、下値抵抗は1.0540-50,1.0500-10,1.0460-70にあります。1.0400を割り込んで終えた場合は新たな下落リスクが点灯します。
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