ユーロ円今週の予想「上値トライの動き。162.50-60を上抜けて終えれば一段の上昇へ。」FXチャート分析 2025/3/17

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ユーロ円今週の予想「上値トライの動き。162.50-60を上抜けて終えれば一段の上昇へ。」FXチャート分析 2025/3/17

【ユーロ円週間予想】162.50-60を上抜けて終えれば一段の上昇へ。159円を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯。

 直近の日足は陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げています。下値を切り上げる流れを維持していることや、161.40-50にあった週足の抵抗を上抜けて越週しており、一段の上昇の可能性が点灯中ですが、日足ベースで見たやや強い上値抵抗が162.50-60に控えており、これをしっかり上抜けて終えるまでは上値余地も拡がり難いと見られます。一方下値も、160.50以下に強い抵抗が出来ており、159円を割り込んで終えない限り、下値余地も拡がり難い状態です。日足の形状が安定しており、小反落を繰り返しながらも上値トライの動きが継続すると見られます。日足の上値抵抗は162.10-20,162.50-60,163.10-20,163.60-70,164.20-30に、下値抵抗は161.00-10,160.50-60,160.30-40,160.00±10銭にあります。可能性がやや低い状態ですが、全て下抜けて終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。さらに、159.50-60,159.00-10の抵抗を全て切り崩して終えた場合は、下値リスクが点灯して158.00~157.00ゾーンの足元を固め直す動きへ。156円台を割り込んで終えた場合は、新たな下落リスクが生じて下値余地がさらに拡がり易くなります。21日移動平均線は158.63に位置しており、これをしっかり上抜けて、短期トレンドは“ユーロ強気”の流れに入っています。120日線は161.44に位置しており若干上抜けていますが、“ダマシ”の範囲内です。また、200日線は162.95に位置しており、上値抵抗として働く可能性を示唆しています。

 一方直近の週足は、実体が小さく下ヒゲのやや長い陽線引けとなり、続伸して越週しました。下値トライに失敗した形で終えたことや、この陽線が昨年7月に付けた175.42を基点として上値を切り下げて来た流れから頭一つ上抜けた位置で終えており、短期トレンドに変化が生じています。このトレンドラインは161.00-10に位置しており、短期トレンドをサポートしていますが、これを割り込んで越週した場合は、上抜けが“ダマシ”となった可能性が生じます。週足の形状も安定しているので、目先は上値トライの動きが強まると見られ、押し目買い方針で。但し、160円を割り込んで越週した場合は“ニュートラル”な状態に変化、156円を割り込んで越週した場合は、中期トレンドが“ユーロ弱気”に変化する可能性が生じます。今週の週足ベースで見た上値抵抗は163.20-30,164.00~164.20,164.80~165.00に、下値抵抗は161.00-10,159.80~160.00,158.00-10,157.00-10にあります。31週、62週移動平均線は161.00と163.23に位置しており、両者に挟まれた状態ですが、163円台に乗せて越週した場合は、165円が壁となるかどうかをトライする動きへ。

 今週の戦略は、ユーロ買いは161.00-10で押し目買い。下値余地を160.70近辺まで見て置く必要があります。損切りは160.30で一旦撤退です。売りは今週いっぱい様子見とします。

 上値は、162.10-20,162.50-60にやや強い抵抗がありますが、162.60超えで終えれば上値余地がさらに拡がり易くなり、163.10~163.30,163.40-50,163.70-80,164.10-20,164.50-60,164.70-80にある抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きが強まり易くなりますが、165円台はまだ壁となりそうです。下値は、161.40-50に軽い抵抗が161.00-10,160.70-80,160.30-40,160.00-10に強い抵抗が出来ており、全てを下抜けるほどの下落にも繋がり難いと見ていますが、160円台を割り込んで終えた場合は“ニュートラル”な状態に変化、159円を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯して下値余地が拡がり易くなり、157~158円ゾーンにある下値抵抗の強さを確認する動きが強まり易くなります。

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ユーロ円今週の予想 上値トライの動き 16250-60を上抜けて終えれば一段の上昇へ

ユーロ/ドルは陽線で切り返して上値トライの流れに変わりありません。短期トレンドが強い状態にあるので、押し目買い方針継続です。買いは1.0880-90で押し目買い。下値余地を1.0850近辺まで見て置く必要があります。損切りは1.0820で撤退です。売りは様子見か1.0980-90まで引きつけて。損切りは1.1030で浅めに撤退です。上値抵抗は1.0930-40,1.0970-80,1.1000-10,1.1030-40に、下値抵抗は1.0880-90,1.0840-50,1.0800-10,1.0770-80にあります。1.0700を割り込んで終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。

上値は、162.10-20,162.50-60にやや強い抵抗がありますが、162.60超えで終えれば上値余地がさらに拡がり易くなり、163.10~163.30,163.40-50,163.70-80,164.10-20,164.50-60,164.70-80にある抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きが強まり易くなりますが、165円台はまだ壁となりそうです。下値は、161.40-50に軽い抵抗が161.00-10,160.70-80,160.30-40,160.00-10に強い抵抗が出来ており、全てを下抜けるほどの下落にも繋がり難いと見ていますが、160円台を割り込んで終えた場合は“ニュートラル”な状態に変化、159円を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯して下値余地が拡がり易くなり、157~158円ゾーンにある下値抵抗の強さを確認する動きが強まり易くなります。

上値は、148.90-00に軽い抵抗が、149.10-20にやや強い抵抗がありますが、全てクリアすれば、149.50-60,149.90-00,150.60-70,151.10-20にある一段と強い抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。151円台に乗せて終えれば短期トレンドが変化して152.20-30にある強い抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きが強まり易くなります。下値は、148.00-10,147.70-80にやや強い抵抗が出来ており、これらを支えとして上値トライの可能性に繋げていますが、上値トライに失敗して147.50-60,147.00-10の抵抗を全て切り崩して147円を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯、146.50-60の抵抗を下抜けて終えた場合は新たな下落リスクが生じて144~146円ゾーンの抵抗をトライする動きが強まり易くなります。

ドル買いは1日様子見か146.40に損切りを置くなら147.00-10で軽く試し買い程度に。上値余地が若干拡がる可能性が高いので、売りは1日様子見か148.80-90の戻りがあれば売り狙い。損切りは149.50で撤退です。日足の上値抵抗は148.10-20,148.90-00,149.40-50に、下値抵抗は147.00-10,146.60-70,146.10-20,145.50-60にあります。

今週の戦略は、ユーロ買いは161.00-10で押し目買い。下値余地を160.70近辺まで見て置く必要があります。損切りは160.30で一旦撤退です。売りは今週いっぱい様子見とします。

一方直近の週足は、実体が小さく下ヒゲのやや長い陽線引けとなり、続伸して越週しました。下値トライに失敗した形で終えたことや、この陽線が昨年7月に付けた175.42を基点として上値を切り下げて来た流れから頭一つ上抜けた位置で終えており、短期トレンドに変化が生じています。このトレンドラインは161.00-10に位置しており、短期トレンドをサポートしていますが、これを割り込んで越週した場合は、上抜けが“ダマシ”となった可能性が生じます。週足の形状も安定しているので、目先は上値トライの動きが強まると見られ、押し目買い方針で。但し、160円を割り込んで越週した場合は“ニュートラル”な状態に変化、156円を割り込んで越週した場合は、中期トレンドが“ユーロ弱気”に変化する可能性が生じます。今週の週足ベースで見た上値抵抗は163.20-30,164.00~164.20,164.80~165.00に、下値抵抗は161.00-10,159.80~160.00,158.00-10,157.00-10にあります。31週、62週移動平均線は161.00と163.23に位置しており、両者に挟まれた状態ですが、163円台に乗せて越週した場合は、165円が壁となるかどうかをトライする動きへ。

ユーロ/円は、大陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げています。上値余地を探る動きが強まると見られますが、162円台で越週するか、日足が163円台に乗せて終えれば上値余地がさらに拡がり易くなります。対ドルでユーロが強い状態を維持しており、反落しても下値余地が限られる展開が予想されます。但し、159円を割り込んで終えた場合は下値リスクが高くなります。買いは160.60-70で押し目買い。損切りは159.90で撤退です。売りは損切りが付いたので1日様子見か、162.90-00まで引き付けて。損切りは163.50で撤退です。上値抵抗は161.70-80,162.10-20,162.50-60,162.90-00に、下値抵抗は160.60-70,160.30-40,160.00-10,159.50-60,159.00-10にあります。

一方直近の週足は、小陽線で切り返して上値余地を探る動きに繋げていますが、強い上昇エネルギーを持ったものではなく、また、上値を切り下げる流れを変えておらず、下値リスクがより高い状態です。一方で、1月に付けた戻り高値158.87を基点としてドル下げトレンドに入ってから10週が経過しており、ドル/円の一相場の傾向である8~9週間を超えています。大相場では11~14週継続することもありますが、短期的には一旦底打ちするタイミングに入っている可能性が高いと見ています。短期トレンドは151.10-20の抵抗を上抜けて越週するか、日足が151円台に乗せて終えれば、1月に付けた158.87を基点として上値を切り下げて来たトレンドラインを上抜けて、短期トレンドが変化します。この場合は154~155円近辺までの反発余地が生じますが、昨年7月に付けた161.95を基点とするレジスタンスラインが157円台に位置しており、中期トレンドは弱いままです。158円越えで終えない限り、下値リスクにも引き続き注意する必要があります。一方下値は、157.50-60,157.00-10に週足の抵抗がありますが、全て下抜けて越週した場合は、新たな下落リスクが生じて144~146円ゾーンの下値抵抗を切り崩す動きが強まり易くなります。この場合でも2021年1月に付けた102.59を基点とする長期的なサポートラインが144~145円に位置しており、押しが深い場合でも144円を大きく下抜けない可能性も高いと見ています。今週の週足ベースで見た上値抵抗は150.60-70,151.10-20,152.20-30に、下値抵抗は148.00-10,147.50-60,147.00-10,146.00-10にあります。31週、62週移動平均線は150.71と151.85に位置しており、中期トレンドは“ドル弱気”の流れに変わりありません。

直近の日足は陽線引けとなり、上値トライの可能性に繋げています。また、3/11に付けた146.55を直近安値として下値も切り上げています。一方で、1/10に付けた158.87を戻り高値として上値を切り下げて来た流れからは上抜けておらず、下値リスクを残した状態です。この日足の上値抵抗は150円台後半にありますが、151円台に乗せて終えれば短期トレンドが変化して、上値余地がさらに拡がり易くなります。逆に、日足の下値抵抗が147.10-20にありますが、147円台を維持出来ずに終えた場合は下値リスクが点灯、146.50-60の抵抗を下抜けて終えた場合は、新たな下落リスクが生じて145円方向への一段のドル下落に繋がり易くなります。日足の上値抵抗は149.10-20,149.90-00,150.60-70、152.20-30に、下値抵抗は148.00-10,147.80-90,147.10-20,146.50-60にあります。21日、120日、200日移動平均線は149.44,152.55,152.01に位置しており、これらを上抜けきれておらず、下値リスクがより高い状態ですが、151円台に乗せて終えれば短期トレンドが変化して上値余地が拡がり易くなります。

さて、外為どっとコム「マネ育チャンネル」では川合が隔週で動画配信しています。今週は昨日11日にアップしています。ドル/円、ユーロ/円、ユーロ/ドル、豪ドル/円、日経225,SP500、金(円)などについてコメントしていますので、参考になれば幸いです。

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