飲酒確認できず 郵便局点呼の実態

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飲酒確認できず 郵便局点呼の実態
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飲酒確認できず 郵便局点呼の実態

去年5月、横浜市の郵便局で配達員が飲酒し、めいていした状態で業務を行っていたことがわかりました。この郵便局では、法令で定められた飲酒の有無を確認する点呼を行っておらず、日本郵便は全国で実態を調査し、再発防止に努めたいとしています。

横浜市戸塚区の郵便局で昨年5月、配達員が業務中に飲酒し酩酊状態で運転していたことが17日分かった。配達員への酒気帯びの有無を確認する法定の点呼業務を実施していなかった。日本郵便では近畿支社管内の140局で点呼をしていないことが判明しており、日本郵便は全国の郵便局で調査している。

近畿圏にある140の郵便局で、配送車の運転手に対する飲酒確認の点呼が行われていなかったことが分かりました。

小野郵便局(兵庫県小野市)に所属する職員が点呼をしないまま配達業務を行っていたことが1月下旬に判明したのがきっかけ。点呼したように見せかける記録の虚偽記載もあった。日本郵便は調査範囲を近畿支社管内だけでなく、全国の3200局に拡大している。

国土交通省は、近畿支社の郵便局で監査を実施していて、今後、行政処分を検討しています。

日本郵便によると、この事案は戸塚郵便局で昨年5月11日に発生した。配達員は11日午前2時ごろまで飲酒し、午前9時50分ごろに軽自動車で配達を開始した。その後、車内でペットボトルに入れたワインを飲んだ。郵便局に戻った際にアルコール臭に気づいた担当者が検知器で測定、酩酊状態と判断した。事故やけが人はなかった。

郵便局の「郵便記号」

日本郵便によりますと、去年5月、横浜市にある戸塚郵便局で、業務を終えた配達員からアルコールが検出されたということです。配達員からアルコールのにおいに気付いた担当者が検知器で検査し、めいていした状態で業務を行っていたことが発覚したということです。この日は出勤する人数が限られる土曜日で、乗務の前後に飲酒の有無などを確認するための点呼を行っていませんでした。その後、日本郵便は全国の郵便局に点呼を実施するよう指示していました。しかし、ことしに入って兵庫県の郵便局で点呼を適切に行っていなかったことが明らかになり、今月から全国の郵便局で実態の調査を始めています。点呼は、貨物自動車運送事業法で運送業務を行う事業者に対して乗務の前後に実施するよう省令で義務づけていて、国土交通省は会社側の調査結果を踏まえて行政処分を検討する方針です。日本郵便は「点呼を行わないことは重大な法令違反と認識しており、全社での再発防止に努めていく」としています。

この日は土曜日で同郵便局では土日は点呼をしないことが常態化していた可能性が高く「土日は出勤する人数が限られ、管理が手薄になる」としている。国土交通省に事案を報告し、口頭による指導を受けた。配達員は期間雇用の社員で、発覚後は乗務していない。

車や原付きバイクで街を走り、手紙や荷物を届ける郵便局の配達員の1人が、点呼を受けず、酩酊(めいてい)状態で車を運転していた。その後も不適切な点呼は日本郵便で横行。配達の現場からは、実態を告発する声が朝日新聞に次々に届いている。

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