
ポンド円 スイス円 カナダ円
高値 193.97 169.50 104.52
安値 191.97 167.82 103.29
NY終値 193.84 169.38 104.43
ターニングポイント 196.552 171.662 106.105
レジスタンス2 195.260 170.581 105.314
レジスタンス1 194.550 169.981 104.871
キーポイント 193.258 168.900 104.080
サポート1 192.548 168.300 103.637
サポート2 191.256 167.219 102.846
ターニングポイント 190.546 166.619 102.403
*高値・安値は前営業日のレンジを参考にしています。
(越後)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
テクニカル ピボット 2
前日の値動きを参考に求めたピボットをどのようにトレードに役立たせるのか。まず、レジスタンスライン1(R1)とサポートライン1(S1)を求める。
このレジスタンスライン1(RI)とサポートライン1(S1)がピボット(P)という軸から離れた売買ポイントとなる最初の価格である。
以上、見てきましたように、このピボットは1日の値動き中で売買を考えますので、非常に短期的なトレード用ということになります。90年代先物市場のディーラーの中でよく使われたのも納得できます。
各ラインについて、計算方法とともにご説明します。計算に使用するのは、前日 終値、前日 高値、前日 安値 の3つのデータだけです。計算の途中で、序盤で算出したピボットポイント(PP)やS1、R1を使った計算が出てくるため、ややこしく感じるかもしれませんが、計算自体は単純ですので順番に説明いたします。
ただし、HBOPを超えた場合にはもち合いから上放れたと判断し買いを LBOPを割り込んだ場合にはもち合いから下放れたと判断し売りを つまりは順張りとなる。 (例)122円を超えると上放れたと判断して上昇トレンドを考える。 92円を割り込むと下放れたと判断して下落トレンドを考える。
まずはその軸となる水準を算出することから、ピボットは始まる。
ということは、終値が仲値よりも高水準であれば上昇力が、低水準であれば下落力が強いと判断することができる。 そして、その強弱が翌日のトレードに影響すると考えるのがピボットの基本的な考え方である。
更に、もう一段、幅を広げたレジスタンスライン2(R2)とサポートライン2(S2)を求める。
1986年銀行系証券会社に入社。資産運用業務に従事。その後も銀行系投資顧問(現・三菱UFJ国際投信)三洋投信会社で11年間ファンドマネージャーを務める。 その後、ブルームバーグL.Pに移りアプリケーションスペシャリストとして投信の評価システムを開発し、ブルームバーグL.Pを投信の評価機関にする。 1992年ペンタゴンチャートに出会い、方眼紙に手書きでペンタゴンチャートを描き始める。以降、現在に至るまで分析を続けており、国内第一人者として多数の著書を持つ。 そして外資系証券会社等を経て2004年10月に独立、オフィスKAZ 代表取締役に就任。 現在までテレビ番組やラジオなどメディア出演は多数。「SMAP×SMAP」では木村拓哉氏とも対談。最近では、テレビ朝日のドラマ「アイムホーム」をはじめ、フジテレビの月9のドラマの監修も担当。行動経済学学会会員。
つまり、ピボット(P)からレジスタンスライン1(R1)、レジスタンスライン2(R2)そしてHBOP、またサポートライン1(S1)、サポートライン2(S2)そしてLBOPと、それぞれ3段階の売買のポイントが存在するのである。そして、レジスタンスライン2(R2)を超えて上昇をした場合にはHBOPまでの上昇、サポートライン2(S2)を割り込んだ場合にはLBOPまでの下落を考える。 (例)116円を超えた場合にはHBOPの122円まで上昇すると考える。 96円を割り込んだ場合にはLBOPの92円まで下落すると考える。
実はピボットにはレジスタンスライン2(R2)とサポートライン2(S2)の外側に、それぞれもう一つ水準が存在する。 それがHBOPとLBOPである。
ピボットというのは、回転軸を意味する。 つまり、価格の軸(水準)からどれだけ離れた水準に、レジスタンス水準である売り、サポート水準である買いがあるのかを計算する。
フィボナッチ・ピボットの各ラインは次のように計算します。
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