すき家ネズミ混入 公表まで2カ月

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すき家ネズミ混入 公表まで2カ月
[紹介元] Yahoo!ニュース・トピックス – 経済 すき家ネズミ混入 公表まで2カ月

すき家ネズミ混入 公表まで2カ月

すき家が再発防止策を講じたとはいえ、消費者の不安がすぐに払拭されるわけではありません。

しかし、のちにすき家の運営会社・ゼンショーホールディングスが事実を認めたことで、「本物の事件」として確定されました。

すき家の「みそ汁」にネズミの死骸が混入していたという衝撃的なニュースが、SNSや口コミサイトを通じて広まりました。

すき家では、これまでにも衛生管理や異物混入対策に取り組んできたとされていますが、今回は防ぎきれなかったことを重く受け止めているとしています。

本記事では、ネズミ混入の経緯と原因、公表が遅れた理由、そしてすき家が取った再発防止策について、詳しく解説します。

通常、企業は有事の時に迅速に対応し、ダメージを小さく留められるようにするために、危機管理マニュアルを用意していたり、役員や広報関係者はクライシス用のメディアトレーニングを受けて備えています。ねずみ混入という問題も深刻ですが、それ以上に、発生当初に公表を控えたことでお客様の不信感を招いた点は、なぜそのような対応になったのか、解せない人も多いと思います。SNS時代では、「隠す」よりも「迅速かつ透明に伝える」方がダメージコントロールにつながることが多く、古い危機対応マニュアルはアップデートが必要かもしれません。また、リスクが発生した際の情報開示の仕方についても、当然見直していくことが必要でしょう。私はこのようなクライシスコミュニケーションのトレーニングやマニュアルを支援する仕事もしているのですが、企業の不祥事の多様化は、経営者が思うより速いスピードで進んでいます。多くの経営層の方がそれに気づくキッカケとなれば、と思いました。

発生当初に当社がホームページ等での公表を控えたことで、事後の断片的・間接的な情報により多くのお客様に不安と懸念を抱かせる結果となってしまいました。お客様および関係者の皆様に、ご迷惑とご心配をおかけしたことを改めてお詫び申し上げます。 今後同様の事態が再び発生することのないよう、全国の店舗において管理体制の一層の強化に努めてまいります。

このように、すき家が約2ヶ月も情報開示を控えた背景には「確認中だった」「再発防止策を整えていた」といった事情があったかもしれませんが、それでも“公表の遅れ”は消費者の信頼を損なう結果となってしまいました。

同社は「発生当初に公表を控えたことで、お客様に不安と懸念を抱かせる結果となったことをお詫び申し上げます」と謝罪。今後、全国の店舗で管理体制の一層の強化に努めるとしている。

飲食業界全体が安全管理の在り方を見直す中、今後すき家がどのように信頼を取り戻していくのか、その動向が注目されます。

さらに、「発生当初に当社がホームページ等での公表を控えたことで、ご迷惑とご心配をおかけしました」と謝罪文も掲載しました。

すき家の運営会社ゼンショーは、今回の公表遅れについて「断片的・間接的な情報が独り歩きし、お客様に不安と懸念を与えた」と認めています。

牛丼チェーン「すき家」は22日、同社公式サイトを更新。鳥取南吉方店で提供したみそ汁に異物(ネズミ)が混入していたとの報道を受け、公式に謝罪し、今後の対策について発表した。

特に、すき家が約2ヶ月にわたり公表を控えていた事実が明らかになり、消費者の間では不信感が広がっています。

事件が起きたのは2025年1月21日ですが、公式サイトで公表されたのは約2ヶ月後の3月22日。

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