オリエンタルランド 社長交代へ

東京ディズニーランドと東京ディズニーシー（いずれも千葉県浦安市）を運営するオリエンタルランドは２５日、高橋渉取締役常務執行役員（６７）が社長兼ＣＯＯ（最高執行責任者）に昇格する人事を発表した。４月１日付。吉田謙次社長兼ＣＯＯ（６４）は代表権のない取締役になる。クルーズ船事業など新規事業の導入に向け、新たな経営体制を築くことが狙い。

東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランド（OLC）は25日、高橋渉取締役常務執行役員（67）が4月1日付で社長兼最高執行責任者（COO）に就任すると発表した。吉田謙次社長兼COO（64）は6月下旬開催の定時株主総会をもって取締役から退き、特別顧問となる。

その価値を守りながら、いかに次の時代と調和させるかが、オリエンタルランドの未来にとって決定的な課題となる。気候変動、働き方の多様化、そしてエンターテインメントのデジタル化──社会が激しく変化する中で、物理空間としてのテーマパークが持つ意味も、再定義されつつある。

東京ディズニーランドと東京ディズニーシー（いずれも千葉県浦安市）を運営するオリエンタルランドは25日、高橋渉取締役常務執行役員（67）が社長兼COO（最高執行責任者）に昇格する人事を発表した。4月1日付。吉田謙次社長兼COO（64）は代表権のない取締役になる。クルーズ船事業など新規事業の導入に向け、新たな経営体制を築くことが狙い。 高橋氏は1981年入社。総務や経理、営業など幅広い部門での経験があり、経営計画の策定にも携わったという。