日経平均 プロの予想「上値余地を探る動き。上値余地が限られる可能性。」チャート分析 2025/3/26

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日経平均 プロの予想「上値余地を探る動き。上値余地が限られる可能性。」チャート分析 2025/3/26

【日経平均】上値余地が限られる可能性。

直近の日足は前日の海外市場での流れを受けて前日足から大きく上寄りのスタートとなりましたが、38,000円台乗せに失敗して陰線引けとなりました。本日も海外株式指数の上昇を受けて、再度38,000円超えトライの動きが期待出来ますが、日足の形状が安定しておらず、38,000円台の抵抗を上抜けきれない可能性も高いと見られます。現状は3/11に付けた35,987円を直近安値として反転、上昇の流れを変えていませんが、トレンドがまだ弱く、38,550~38,600円を上抜けて終えない限り、下値リスクにより警戒が必要です。また、37,500円を割り込んで終えた場合は、日足の形状が悪化して37,000~37,100円の足元を固め直す動きが強まり易くなります。さらに36,600円を割り込んで終えた場合は新たな下落リスクが生じます。上値抵抗は38,050~38,100円、38,250~38,300円、38,450~38,500円に、下値抵抗は37,550~37,600円、37,450~37,500円、37,100~37,200円、37,000~37,050円にあります。

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日経平均 プロの予想 上値余地を探る動き

このため、今後の日経平均株価については、多少の調整局面はあるにしても、押し目形成場面では、評価損に苦しむ売り方からの旺盛な買い戻しニーズが、強力に下支えする見通しです。

もちろん、8月初旬に日経平均株価が2万円に接近した場面で押し目買いした投資家からの「利食い売り」や、2万2000円オーバーで高値掴みをしていた投資家からの「ヤレヤレ売り」が、ここからの上値では出てくる見通しです。その一方で、ここ最近までの日経平均株価の急上昇を受け、売り方の多くが評価損を抱えていることでしょう。

この海外投資家の現物・先物の買いが、日経平均株価の急上昇の牽引役となっています。

また、3連休明けの9月17日前場にも2万2041.08円を付けるなど、足元の日経平均株価は非常に強い動きを続けています。

ここまでの値動きをみる限り、やはり、日経平均株価は、昨年10月2日の2万4448.07円が1番天井、同年12月26日の1万8948.58円が1番底、今年4月24日の2万2362.92円が2番天井、8月6日の2万110.76円が2番底となったようです。このため、日経平均株価は、まず4月24日の2万2362.92円方向を目指すでしょう。

過去平均(15.8倍)~現行(16.3倍)並みのバリュエーションが続き、2025年度に+8%増益が実現すれば、TOPIXが1989年12月につけた過去最高値(2,884)を更新することになります。この場合、日経平均株価で4万3,000円前後の水準が現実のものとなる可能性があります。

先週末(9月13日)の日経平均株価は、9日続伸、前日比228.68円高の2万1988.29円と、終値ベースでは4月26日以来4カ月半ぶりの高値となり、令和入り後の最高値を付けました。その日は一時2万2019.66円まで上昇し、5月7日以来4カ月ぶりに心理的な節目の2万2000円を回復する場面がありました。

このボリュームの増加(市場エネルギーの回復)も日経平均株価の先高観を強めている根拠です。

4月新年度入り後、国内株式市場は、やや上値の重い展開が続いています。日経平均株価は3月22日に過去最高値となる40,888円、TOPIXも同日にバブル期以降の最高値となる2,813をつけました。4月5日終値は日経平均株価が高値から▲1,896円の38,992円、TOPIXは▲111ポイントの2,702となり、各々▲4.6%、▲3.9%の下落となりました。急速な株高に一服感はあるものの、今後の上値余地について考えてみます。

先行きの株価指数(TOPIX、日経平均株価)の水準をシミュレーションしてみました。 前述の通り、3月末時点のBloombergコンセンサス予想が2024年度の増益を織り込んだものと仮定し、2025年度の増益率を3パターン(+6%、+8%、+10%)、予想PERを14~18倍までの5パターンとして、1年後のTOPIXの水準を算出してみました(左下図)。この数値に3月末のNT倍率(日経平均株価÷TOPIX、14.58倍)をかけて、日経平均株価の水準を算出しました(右下図)。

米中貿易協議の進展期待、米国での新たな景気刺激策の浮上、そして、ECB(欧州中央銀行)による金融緩和強化策実施など、外部環境の改善が日経平均株価上昇の背景です。

このように外部環境が改善してきているため、海外投資家が日本株の買い越しに転じてきています。9月第1週(2~6日)、海外投資家は6週ぶりに買い越しました。買い越し額は1284億円でした。また、日経平均先物とTOPIX先物を合算した買い越し額は2278億円と、3月第3週(18~22日)以来、5カ月ぶりの大きさでした。

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