フジ取締役会 焦点に日枝氏の去就

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フジ取締役会 焦点に日枝氏の去就
[紹介元] Yahoo!ニュース・トピックス – 経済 フジ取締役会 焦点に日枝氏の去就

フジ取締役会 焦点に日枝氏の去就

金光社長は代表権のない取締役会長となり、清水専務が代表取締役社長に就任。清水氏はフジテレビとフジHDの社長を兼任する。

物言う株主として知られる米ダルトン・インベストメンツ系のライジング・サン・マネジメント(RSM)は、2月3日付書簡で日枝氏の辞任を要求していた。同氏がフジHDとフジテレビの取締役会を「絶対的に支配している」とし、フジHDの取締役会が独立社外取締役を過半数とすることも求めていた。

フジ・メディア・ホールディングスは27日、取締役相談役を務める日枝久氏らが6月の株主総会後に退任すると発表した。取締役の大幅な入れ替えや削減を進め経営体制を刷新し、立て直しを図る。

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日枝氏の取締役在任期間は40年を超える異例の長さになっていて、一連の問題をうけてフジテレビが経営陣の刷新や若返りを迫られる中、その去就が焦点となっていました。

フジテレビと親会社のフジ・メディア・ホールディングスは、一連の問題を受けて業績が悪化する中、27日取締役会を開き、経営体制の見直しについて議論します。グループの実力者として経営に影響力を及ぼしてきた日枝久取締役相談役の進退を含め、役員人事についてどのような議論が行われるかが焦点です。

フジテレビをめぐっては中居正広氏と女性とのトラブルをめぐる一連の対応が問題視され、ことし1月に社長と会長が責任をとって辞任したほか、副会長も辞任する考えを示しています。しかし、その後もスポンサー企業の間でコマーシャルを見合わせる動きが続き業績の大幅な悪化が見込まれる事態となっています。こうした中、フジテレビと親会社のフジ・メディア・ホールディングスは27日取締役会を開き、経営体制の見直しについて議論します。この中では、グループの実力者として長期にわたって経営に影響力を及ぼしてきた日枝久取締役相談役の進退を含め、役員人事についてどのような議論が行われるかが焦点です。日枝氏は現在87歳で取締役在任期間は41年あまりと異例の長期にわたり、親会社の大株主などからは日枝氏を中心とした会社のガバナンス体制に問題があるとして辞任を求める声もあがっています。役員人事をめぐっては、フジ・メディア・ホールディングスの金光修社長が役員の若返りをはかるとともに人数も減らす意向を示しています。会社はできるだけ早く新たな経営体制に移行して信頼回復に取り組みたいとしています。

フジテレビ社長の清水賢治氏によると、4月以降のスポンサーとの契約については、現時点で約7割が回答を保留している。

フジHDの株主総参考資料によると、日枝氏は1961年にフジテレビ(現フジHD)に入社し、編成局長などを経て、88年に社長に就任。2001年から17年まで会長を務めた。

フジHDとフジテレビを巡っては、元タレントの中居正広氏が起こした女性との性的トラブルへの対応に批判が殺到。多くの広告主が自社CMの放映を見合わせ公共広告(AC)に差し替える事態が発生し、1ー3月期(第4四半期)の広告収入が大幅減少する見通しとなった。経営体制を刷新することでスポンサーが戻ってくるかどうかが、今後の焦点になる。

フジテレビのスキャンダルは、どうやらその本質として日枝取締役相談役の去就に焦点が定まりつつあるようだ。

また親会社のフジ・メディア・ホールディングスの金光修社長が代表権のない会長になり、フジテレビの清水賢治社長が親会社の社長を兼務することも決まりました。

中居氏による性的トラブルなどフジテレビの問題については、1月に設置された外部の弁護士で構成する第三者委員会が検証しており、3月末をめどに調査結果を報告することになっている。

同日開いた取締役会で決めた。日枝氏は40年以上にわたって役員級のポジションに就き影響力を及ぼしていたとして、去就に注目が集まっていた。またフジHDとフジテレビジョン両方で取締役を務める日枝氏に説明責任を問う声や、物言う株主(アクティビスト)からは辞任を求める声も上がっていた。

フジテレビと親会社は、27日の取締役会で、一連の問題を受け、日枝久・取締役相談役がフジテレビと親会社、双方の取締役を退任することなど、取締役の刷新を発表しました。

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