
移動平均かい離 & SD(ポンド円)
3/28 3:50時点 195.75 円
2σ 2.881
1σ 1.397
5日線かい離 1.449 (5日移動平均線 194.30 円)
-1σ -1.570
-2σ -3.054
2σ 6.884
1σ 3.237
20日線かい離 3.370 (20日移動平均線 192.38 円)
-1σ -4.057
-2σ -7.705
移動平均かい離 & SD(南アフリカ・ランド円)
3/28 3:50時点 8.29 円
2σ 0.144
1σ 0.069
5日線かい離 0.050 (5日移動平均線 8.24 円)
-1σ -0.080
-2σ -0.155
2σ 0.305
1σ 0.140
20日線かい離 0.133 (20日移動平均線 8.16 円)
-1σ -0.190
-2σ -0.355
※移動平均かい離 & SDは
移動平均とプライスの差が標準偏差(Standard Deviation)に対して行き過ぎかどうかを判断する測定ツールです。
移動平均かい離&SDでは、移動平均線とプライスの差を利用して正規分布に適応できるかたちにしてあります。
ただ、この測定ツールは移動平均線とプライスの差が行き過ぎかどうかを判断するものですので、ある時点でのプライスそのものがオーバーシュートしているかどうかは判断できません。
(関口)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
テクニカル 乖離3ポンド円 5
移動平均乖離率は、終値と指定した期間内での移動平均線の平均値がどの程度離れているのかを数値化したものです。投資対象となる通貨が、「買われ過ぎ」もしくは「売られ過ぎ」の状態にあるのかを判断する材料として使われます。移動平均乖離率は、終値が指定した期間の移動平均値よりも高いときにはプラスとなります。一般的に、「5%以上になると相場が目先調整局面を迎える」「10%以上になると天井(上昇トレンドが終わった地点)になる」という相場の経験則があります。
移動平均線を実際のトレードに活用する際には、よく使われる手法やシチュエーションがあります。具体的には、「移動平均乖離率」「グランビルの法則」「ゴールデンクロスとデッドクロス」です。それぞれの特徴について、詳しく解説をしていきます。
イギリスでは2024年7月4日に総選挙の投開票が行われ、最大野党である労働党が411議席を獲得して政権を奪取しました。これにより、約4年間にわたり労働党を率いているキア・スターマー氏が2024年7月5日に新たに首相に就任しています。スターマー首相はもともと人権派弁護士として活動しており、2008年には検察局長に就任しました。その後、2015年に労働党の候補としてロンドン中心部の選挙区から初当選し、政治家へと転身しています。7月4日の選挙は、支持率の低迷が続いていた与党・保守党のスナク前首相が下院を解散したことで実施されました。当初はトラス前首相の減税路線を廃して、経済・財政安定と信頼回復を揚げたスナク政権も、長引く物価高や不祥事の連続により、支持を維持することができず、総選挙で保守党は議席数を345議席から121議席に減少させました。労働党が政権を握るのは、2010年まで続いたブラウン政権以来、14年ぶりのことです。政権交代自体は市場で既に織り込みが進んでいたこともあって、ポンド/円相場への影響は限定的でしたが、今後の政策次第では動きのある展開も予想されるため、新政権の政策スタンスや舵取りの行方には注目しておきたいです。焦点となりそうなのは、国際貿易政策の改善です。労働党新政権ではEUとの関係改善を目指しており、公約で「不必要な貿易障壁を取り除くことで、イギリス・EUの貿易や投資関係を改善する」と表明しています。この公約が実現し、関税や貿易障壁が減少することとなれば、企業コストの削減から輸出増を促し、ポンドの価値も自国の経済成長とともに上昇圧力がかかるかもしれません。とはいえ、始まったばかりのスターマー政権では、不確実性が多くあるのも事実です。経済政策の実行力や、上述した貿易政策においてもEUとの交渉力については懸念が残ります。仮に政策の舵取りが不安視され、前政権と同様に国民の支持低下が政権の安全性を脅かすこととなれば、投資家のリスク回避姿勢を強めかねません。政権の舵取りはポンド/円相場に対して、大きな変動材料となるため、その行方や影響については情報を随時追っていく必要がありそうです。
移動平均線をうまく使いこなせるようになれば、移動平均乖離率やグランビルの法則を活かした取引にもチャレンジできるようになり、FXにおける運用にも幅を持たせることができます。移動平均線を使うことに慣れるためにも、これからFXを始めたいと考えている人は、まずはアカウントを登録して実際のトレードを体験してみることが大切です。
筆者は、1980年代後半、まだ店頭に並び始めたばかりのパソコンを購入し、自宅で表計算のソフト(当時はロータス123というソフト)を使い研究した。 直近の価格に比重を置いた移動平均線を考えることで、相場の転換点を早く知ることができるのではないのか、ということである。 当時、筆者が考えたのは、本日の価格を2倍、昨日の価格を1.5倍、2日前の価格を1.2倍にして移動平均線を求めるというものであった。しかし、残念ながらこの方法は当初期待していたほどの効果を得ることなくお蔵入りとなった。
単純移動平均線はもっともシンプルなものであるため、FX初心者でも分かりやすい指標だと言えます。しかし、期間内のすべての終値を単純平均しているだけなので、相場の急変には対応が遅れる場合もあります。過去のレートと現在のレートの乖離が反映されづらいためであり、相場の動きについていけないという可能性があるということは覚えておきましょう。
2021年にEU離脱の移行期間が終了し、「合意なき離脱」を回避すると、コロナショックからの世界的な景気回復とともに金融正常化に向けた動きが意識されました。同年12月にはBOEが3年4か月ぶりとなる利上げを決定し、これがポンド/円相場の上昇への足掛かりとなります。2022年に入ると、ウクライナ情勢緊迫化による市場のリスクセンチメントの悪化や資源・エネルギー価格の高騰を受けて、アメリカ・FRBなど他国でも金融正常化の動きが進みました。日本との金利差及び金融政策の方向性の違いに直目した円売りが活性化したことでさらに上昇への勢いを強め、コロナショックによって一時124円台まで軟化したポンド/円相場は208円台まで騰勢を強めました。ただ、2024年に入ると本邦政府・日銀による相次ぐ為替介入(円買い介入)や日銀の金融正常化路線が意識され、これまで続いた円キャリートレードの巻き戻しが誘発されます。そして、7月には日銀が政策金利を0.25%に引き上げる追加利上げを実施し、英国では8月にBOEが0.25%の利下げを決定するなど、両国の金融政策の違いを背景としたポンド安・円高が進みました。とはいえ、現時点(2024年8月末)で両国の政策金利を比較すると日本が0.25%に対してイギリスでは5.00%となっており、依然として両国の金利環境は乖離した状況になっています。これらの環境を背景に円キャリートレードへの回帰も意識される中、ポンド/円相場は180円近辺を底に反発を強めるなど、足元では一定の底堅さを保って推移しています。
FX取引において利益をあげていくときには、チャート分析を行ったうえで相場の水準をよく確認することが大切です。1つの方法として、移動平均線を見ることによって、相場のトレンドを把握する手法があります。たとえば、上昇を続けていた相場が何らかの要因で下落してしまい「上昇が終わった」と判断してしまいがちな状況においても、移動平均線を見ると上昇を続けていることがあります。1日程度であればイレギュラーな動きをすることはあっても、平均を見ることによって大きなトレンドを把握でき、相場の流れをつかみやすくなります。移動平均線に対して、現在の為替レートが大きく乖離していないかを把握することで、相場の過熱感を判断の材料となります。
OANDA証券ではMT5(メタトレーダー5)の基本的な使い方を、画像や動画を用いて詳しく解説します。OANDA証券が独自開発したオリジナルインジケーターや自動売買(EA)なども豊富に提供しています。OANDA証券の口座をお持ちであれば無料で使えるので、ぜひ口座開設をご検討ください。
android版MT5アプリでチャート上にエンベロープを追加する方法は、次の2通りです。
単純移動平均線は英語で「Simple Moving Average」と呼ばれており、「SMA」と略されます。単純移動平均線そのものは、基本的に一定期間の終値を平均して表示させたものとなります。平均値の算出方法としては、「直近の終値+1本前の終値+2本前の終値…+(N-1)本目の終値)÷N」で求められます。たとえば、日足チャートの過去5日間の終値を100円・99円・98円・97円・96円とした場合には、「(100+99+98+97+96)÷5=98(平均値)」となります。
続いて、表示されるリストの「トレンド」の中から「Envelopes」を選択します。MT5のインジケーターは英語表記です。
また、DMM CFD-Indexでは、個人アカウント、法人アカウントとも取引の額に対して10%以上、DMM CFD-Commodityでは、個人アカウント、法人アカウントとも取引の額に対して5%以上の証拠金が必要となります。
指数平滑移動平均線は英語で「Exponential Moving Average」と呼ばれており、「EMA」と略されます。移動平均線の直近の値に比重を置き、進化させたものだと言えます。指数平滑移動平均(n日)の算出方法としては、1日目の計算式を単純移動平均線と同じく、対象とする期間における終値の平均値とします。そして、2日目以降の計算式を「前日の指数平滑平均+k×(当日終値-前日の指数平滑平均)」とします。「k=2÷(n+1)、 n=期間」をそれぞれ示しています。過去5日間の終値を100円・99円・98円・97円・96円とした場合には、「(100+99+98+97+96+96)÷6=97.666」ということになります。
2024年後半のポンド/円相場は、両国の金融政策やスターマー新政権の政策運営に絡んだ相場が予想されます。上述したように、イギリスでは2024年8月にBOEが政策金利を0.25%引き下げ、政策金利は5.00%となりました。背景としては、総合インフレが目標の2.0%程度で推移し、総合インフレの抑制が確認できた点がありますが、サービスや賃金インフレは依然として高水準にあります。賃金上昇は消費者の購買力を促す一方でインフレ圧力を高める要因にもなるため、今後のデータ次第ではありますが、BOEは利下げに対して慎重な行動をとっていくかもしれません。実際、8月の会合では投票権を持つ9人のうち、4人は政策金利の据え置きを支持し、満場一致の決定とはなりませんでした。また、スターマー新政権の舵取りもポンド/円相場の行方を見定める上で無視することはできません。EUとの関係改善が進み、貿易障壁が減少すれば英国の経済成長を促せますが、新政権の公約は財政を悪化させずに実現することは容易ではないとの見方もあります。仮に実現のため財政拡張政策を採用することとなれば、リスク回避姿勢の高まりからポンド安が進む可能性も考えられるため、政権の舵取りは注視していく必要があるでしょう。日英の政策金利は日本が0.25%に対して、英国が5.00%と大きく乖離した環境になっています。足元では相反する金融政策を背景にポンド安・円高が進んでいますが、乖離した金利環境から生まれるインカムゲインは他通貨ペアと比べても魅力的です。スターマー新政権への期待やインフレの高止まり懸念によって高金利が維持されていくこととなれば、2024年後半にかけては円キャリートレードの動きが回帰してくるのではないでしょうか。変動のきっかけとなる材料が豊富でトレードチャンスも多い通貨ペアであるため、日々指標など情報を追っていく必要もありそうです。
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