ドル円午前の為替予想、米相互関税即時発効を前に内容を見極めへ 米スタグフレーション懸念は続く 2025/4/2

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ドル円午前の為替予想、米相互関税即時発効を前に内容を見極めへ 米スタグフレーション懸念は続く 2025/4/2

午前の為替予想は… 米相互関税即時発効を前に内容を見極めへ 米スタグフレーション懸念は続く

作成日時 :2025年4月2日7時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部 中村勉

ドル円予想レンジ

148.500-150.900円

前日の振り返りとドル円予想

昨日のドル/円は終値ベースで約0.2%下落。東京時間には150円台を回復する場面もあったが、NY時間は米3月ISM製造業景況指数や米2月JOLTS求人件数が予想を下回り、米国のスタグフレーション懸念が改めて意識されたことで一時148.98円前後まで下落した。もっとも、一巡後はショートカバーが入り149円台後半へ持ち直すなど、方向感を掴みづらい展開だった。
本日は米国の相互関税が発表される。米東部時間午後4時(日本時間3日午前5時)にトランプ米大統領が演説を行い、詳細を発表。関税は即時発行される予定となっている。関税の内容が明らかにされていないこともあって、ドル/円は方向感が定まりにくい状況が続いている。特に米国のスタグフレーションへの懸念が高まっていることから、150円台では上値が抑えられやすくなりそうだ。材料面では米3月ADP全国雇用者数が発表される。4日に発表される米3月雇用統計の先行指標の一つとして見られる経済指標なだけに注目したい。

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外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。

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