【テクニカル】日足テクニカル・ユーロドル=21日線を念頭に置いた取引か

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【テクニカル】日足テクニカル・ユーロドル=21日線を念頭に置いた取引か

上影陽線引け。先月20日以来となる1.09ドルに乗せるも一時的となり、21日移動平均線付近まで押し戻されて引けた。

 本日は1.0840ドル台に位置する21日線を念頭に置いた取引となるか。同線が重くなる場合は下値が試れやすいと見る。先月27日安値1.0733ドルが支持となるか注目したい。

レジスタンス1  1.0996(ピボット・レジスタンス2)

前日終値     1.0853

サポート1    1.0733(3/27安値)

(川畑)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【テクニカル】日足テクニカル・ユーロドル=21日線を念頭に置いた取引か

テクニカル 日足テクニカル ユーロドル21日線を念頭に置いた取引か

強気シナリオ(円安・ユーロ高): 大きなリスクイベントが起こらず現在のリスクオンムードと金利差ストーリーが維持されれば、EUR/JPYは上昇チャネルを維持しつつじり高基調で推移するでしょう (2025年3月20日から28日のEUR/JPYの価格動向について|FX為替取引研究所(EUR/JPY))。まず短期目標として、前述の上昇チャネル上限および直近高値圏の164.5~165.0円付近への上昇が見込まれます (2025年3月20日から28日のEUR/JPYの価格動向について|FX為替取引研究所(EUR/JPY))。このエリアには昨年12月の高値(約164.9円)が含まれ強いレジスタンスが控えていますが、強気モメンタムが続けばこの164.5~164.9円ゾーンを試す展開が予想されます (2025年3月20日から28日のEUR/JPYの価格動向について|FX為替取引研究所(EUR/JPY))。この抵抗帯を明確に突破できた場合、テクニカルには約8ヶ月ぶりの高値水準である166円台半ば(例: 166.5~166.7円近辺)まで上値余地が拡大する可能性があります (2025年3月20日から28日のEUR/JPYの価格動向について|FX為替取引研究所(EUR/JPY))。ただし、この上昇過程では利食い売りも出やすく、一気に上抜けするというよりは押し戻されつつ高値を切り上げる展開になりそうです (2025年3月20日から28日のEUR/JPYの価格動向について|FX為替取引研究所(EUR/JPY))。ファンダメンタル面では日銀のハト派姿勢や欧州の財政支援策、米利上げ停止によるドル安傾向といった追い風が吹いており、押し目局面では顕著な買い意欲が入ると想定されます (2025年3月20日から28日のEUR/JPYの価格動向について|FX為替取引研究所(EUR/JPY))。強気シナリオの下では、想定レンジはおおむね161円台後半~165円台半ばで、上振れ余地がやや大きい状況です (2025年3月20日から28日のEUR/JPYの価格動向について|FX為替取引研究所(EUR/JPY))。

直近の値動きからは、注目すべきサポート・レジスタンス水準も明確になっています。下値では158〜159円付近が直近安値からのサポートゾーンとして意識され、さらに重要なラインとしては156円前後(3月初旬の安値、かつ1年安値付近)が挙げられます(EUR/JPY - Weekly - Technical analysis published on 03/13/2025 (GMT))。3月中旬の週刊レポートでは156.03円が重要なサポートpivotとされ、特段のリスクオフ要因が生じない限り、当面155円台半ばへの再突入は想定していません。上値については164円を超えると、166〜167円付近が次のターゲットとなり、その先には2021〜2022年後半の高値圏が見えてきますが、これは今回の予測範囲を超えます。また、直近の大幅下落(169円→155円)のフィボナッチ・リトレースメントでは、50%戻しが約162円、61.8%戻しが約164.5円と計算され、ちょうどレジスタンス帯と重なる形です。総合的に見ると、3月18日〜21日のテクニカル指標は「慎重な強気」を示しており、主要移動平均線を上回る動きで上昇トレンド入りを試みつつも、上には強いレジスタンス帯が控えています。EUR/JPYが162円以上を維持できるか、さらにブレイクを拡大できるか、あるいは失速して再びレンジ内に戻るかが注目ポイントです。

弱気シナリオ(円高・ユーロ安): 地政学リスクの表面化や株式市場の急落など何らかのリスクオフ要因が発生した場合、あるいは日銀のサプライズ引き締め示唆など予想外の円高要因が出た場合には、EUR/JPYは上昇チャネルを下抜けして調整局面に入る可能性があります (2025年3月20日から28日のEUR/JPYの価格動向について|FX為替取引研究所(EUR/JPY))。テクニカルにはまず161.5円前後(9日EMA付近)が初期的なサポートとなり、それを割り込むと160.0~160.1円(50日EMA付近)が次の重要なサポートとして機能しそうです (2025年3月20日から28日のEUR/JPYの価格動向について|FX為替取引研究所(EUR/JPY))。この160円前後の水準は直近の揉み合いエリアでもあり、多少の悪材料では買い支えられる可能性が高い価格帯です (2025年3月20日から28日のEUR/JPYの価格動向について|FX為替取引研究所(EUR/JPY))。しかし、もし159円台前半(チャネル下限の約159.3円)を明確に割り込むようだと、テクニカル的に短期トレンドが完全に崩れ、ストップロスを巻き込んで下落が加速する展開も考えられます (2025年3月20日から28日のEUR/JPYの価格動向について|FX為替取引研究所(EUR/JPY))。その場合の下値ターゲットは、チャート上は3月初旬の安値近辺である155円台半ば(約155.6円)が意識されるでしょう (2025年3月20日から28日のEUR/JPYの価格動向について|FX為替取引研究所(EUR/JPY))。もっとも、そこまでの急落には相当のインパクト材料が必要で、現状では可能性は低いものと見ています (2025年3月20日から28日のEUR/JPYの価格動向について|FX為替取引研究所(EUR/JPY))。弱気シナリオ時のレンジは、リスクオフの程度にもよりますが159円台~162円台前半が主な想定レンジとなり、突発的リスクが生じた極端なケースで155~158円程度まで一時的に下振れし得る、というイメージです。

直近のEUR/JPYは明確な上昇トレンド内にあります。3月上旬の安値(約155.6円)から反発し、3月18日には一時163円台後半まで上昇しました (2025年3月20日から28日のEUR/JPYの価格動向について|FX為替取引研究所(EUR/JPY)) (2025年3月20日から28日のEUR/JPYの価格動向について|FX為替取引研究所(EUR/JPY))。これは日足チャートで高値・安値が切り上がる上昇チャネルを形成していることからも確認できます。実際、短期9日移動平均線(EMA)が約161.5円、長期50日EMAが約160.1円ですが、現在の価格はこれらを上回って推移しており、強い上昇モメンタムが示唆されています (2025年3月20日から28日のEUR/JPYの価格動向について|FX為替取引研究所(EUR/JPY))。オシレーター系指標も強気を示しています。14日相対力指数(RSI)は約60前後で50を上回りつつも過熱圏手前に留まり、適度な強気を維持しています (2025年3月20日から28日のEUR/JPYの価格動向について|FX為替取引研究所(EUR/JPY)) (2025年3月20日から28日のEUR/JPYの価格動向について|FX為替取引研究所(EUR/JPY))。また、MACD(マックディー)も好調で、価格上昇に伴いMACDラインがシグナルラインを上回る買いシグナルが点灯していると考えられます(MACDヒストグラムもプラス圏) (2025年3月20日から28日のEUR/JPYの価格動向について|FX為替取引研究所(EUR/JPY))。ボリンジャーバンドも拡大傾向にあり、価格変動の標準偏差が広がっていることから、現在のトレンドに沿ったボラティリティ上昇が確認できます (2025年3月20日から28日のEUR/JPYの価格動向について|FX為替取引研究所(EUR/JPY))。主要レジスタンスとしては約164.5円~164.9円付近に上昇チャネル上限および昨年12月高値が位置しており、このゾーンでいったん上昇が抑制される可能性があります (2025年3月20日から28日のEUR/JPYの価格動向について|FX為替取引研究所(EUR/JPY))。一方、サポートとしては約161.5円(9日EMA)と160.0~160.1円(50日EMA付近&心理的節目)が直近の押し目買い水準として注目され、強気トレンド継続のため守りたいラインです (2025年3月20日から28日のEUR/JPYの価格動向について|FX為替取引研究所(EUR/JPY))。これらテクニカル指標を総合すると、現時点では上昇トレンドの継続性が高いと評価できます (2025年3月20日から28日のEUR/JPYの価格動向について|FX為替取引研究所(EUR/JPY))。

テクニカル面では、EUR/JPYは短期的に見ると強気転換の様相を示していますが、長期的な下降トレンドのレジスタンスに差し掛かっています。最近、約162.35円で2か月ぶりの高値をつけ、昨年10月から続く下降トレンドラインと200日単純移動平均線(SMA)が集中する162.6〜162.9円付近に到達しました( EUR/USD, EUR/GBP give back some recent gains while EUR/JPY bounces back | Levels to Watch | IG International). ここで一度頭打ちになったものの、3月17日に163円を上回る動きが見られたことで、買い手側はこの重要な上値抵抗を突破しようとしている可能性があります。もし価格が200日SMAをしっかり上回って推移すれば、長期トレンドの強気転換を示唆します。下支えとしては、50日/55日移動平均線(MA)が約160円付近に位置しており、最近もサポートとして機能してきました( EUR/USD, EUR/GBP give back some recent gains while EUR/JPY bounces back | Levels to Watch | IG International)。先週の下押し局面でも、55日EMA(約160.17円)で下げ止まり、再度反発しています( EUR/USD, EUR/GBP give back some recent gains while EUR/JPY bounces back | Levels to Watch | IG International)。今後も160円(50〜55日線)が最初の重要サポートとして機能するとみられ、一方で164〜165円付近(200日線や直近高値水準)が主要なレジスタンスになるでしょう。もし165円を明確に突破すれば更なる上昇余地が開ける一方で、160円を割り込む動きがあれば下落リスクが高まります。

3月に入り、EUR/JPYのボラティリティ(変動率)は上昇傾向にあります。実際、直近14日間の平均真の値幅(ATR)は約1.94円(194pips)と、この90日間の平均値である約1.67円を上回っています (2025年3月20日から28日のEUR/JPYの価格動向について|FX為替取引研究所(EUR/JPY)) (EUR/JPY Sellers Target 159.64 as Convergence Signals Further Weakness | Investing.com)。これは1日あたり平均で約1.9円程度の値動きが発生していることを意味し、過去数ヶ月と比べ値幅が大きくなっている状況です。3月は日銀やFOMC、ドイツの財政政策など重要イベントが相次いだため市場参加者のポジション調整が活発化し、結果として値動きが大きくなったと考えられます (2025年3月20日から28日のEUR/JPYの価格動向について|FX為替取引研究所(EUR/JPY))。テクニカル面でも前述のとおりボリンジャーバンドが拡大しており、価格の標準偏差が拡大(バンド幅拡大)していることから、統計的な変動レンジも広がっています (2025年3月20日から28日のEUR/JPYの価格動向について|FX為替取引研究所(EUR/JPY))。

モメンタム指標では、RSIやMACDともに適度な強気を示しており、行き過ぎ感はないという状況です。14日RSIは50台半ばで推移しており、強気寄りではあるものの買われすぎには至っていません(EUR/JPY価格変動分析レポート (2025年3月10日〜14日 | FX為替取引研究所(EUR/JPY)))。先週163円をうかがう上昇局面でも、RSIはまだ57前後であり、70を超える“買われすぎ水準”には到達していません(EUR/JPY価格変動分析レポート (2025年3月10日〜14日 | FX為替取引研究所(EUR/JPY)))。これは上昇余地がまだ残っている可能性を示唆し、一時的な反落があっても大きなトレンド転換よりは“健康的な調整”と捉えられやすいと言えます。RSIが引き続き50以上を保てば、短期的な強気モメンタムが維持されるでしょう。一方、MACD(移動平均収束拡散)も日足ベースでシグナルラインを上抜け、ゼロライン(プラス圏)へ移行しており、直近の価格上昇によって強気サインが点灯している状況です(EUR/JPY価格変動分析レポート (2025年3月10日〜14日 | FX為替取引研究所(EUR/JPY)))。今月前半はゼロライン付近で横ばいだったMACDが、3月中旬の上昇でプラス領域へ転じ、ヒストグラムもグリーン(正)に変わりました。これは上昇モメンタムが加速している合図です。MACDが引き続き正のエリアを維持し、RSIが50を割り込まなければ、テクニカル的には上向きが優勢と考えられます。ただし、もし上昇が失速すれば、RSIが50付近まで低下したりMACDが再び下向きクロスする動きが、先行的なモメンタム弱化のシグナルとなるでしょう。

今後も3月下旬にかけて各中央銀行関係者の発言や経済指標の発表が控えており、ボラティリティが高止まりする可能性があります (2025年3月20日から28日のEUR/JPYの価格動向について|FX為替取引研究所(EUR/JPY))。特に予想外の材料が出た場合には、短期的に急激な変動が起こり得ます。現在ATRが高水準にあることから、引き続き1日あたり1.5~2.0円程度の値幅変動を想定しておくことが妥当でしょう (2025年3月20日から28日のEUR/JPYの価格動向について|FX為替取引研究所(EUR/JPY))。ボラティリティが高い環境では、テクニカル上の重要なサポートやレジスタンスをブレイクした際に値動きが加速する傾向があります。例えば164.5~165円のレジスタンスを明確に上抜けした場合は次のターゲットである166円台中盤まで急伸しうる一方、逆に160円の節目を下抜けした場合は158円台前半まで急落する展開も考えられます (2025年3月20日から28日のEUR/JPYの価格動向について|FX為替取引研究所(EUR/JPY))。このため、十分なリスク管理とストップロスの設定が重要です。

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