
陽線引け。米国の相互関税発表後に164円台を回復したが、18日高値を前に反転し、早朝には161円を一時割り込んでいる。先月12日以後から続く160円から164円前半のレンジ内に辛うじて収まっている。
引き続きレンジで収まる可能性もあるだろうが、日足・転換線、200日移動平均線などを割り込んでいることもあり、下への圧力が強そうだ。本日は転換線や200日線近辺で売りを仕込み、関税発表前の前日高値163.04円付近を超えたら手仕舞い。雲下限を目指していく展開も想像できる。
レジスタンス1 163.04(相互関税発表前の4/2高値)
前日終値 162.04
サポート1 159.50(日足一目均衡表・基準線)
(松井)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
みなさん こんにちは!シニアテクニカルアナリストの佐藤光です
一目均衡表は、売り手と買い手の均衡を一目で見抜くことができるテクニカル指標です。
みなさん、こんにちは!シニアテクニカルアナリストの佐藤光です。テクニカル分析を始めて20年。私が20年かけて学んだ「テクニカル分析」のエッセンスを全12回にわたってお伝えします!
究極のテクニカル分析と評されることもある「一目均衡表」ですが、いざ使おうと思うと、とても複雑で難しい印象を持たれるかもしれません。
(テクニカル分析) 今夏、日米株は「分断」
長く続く持ち合い相場にあっては一目均衡表が機能しづらい状況もあります。持ち合い相場では上雲と下雲が頻繁に入れ替わってしまうため、基準線や転換線がはっきりと上抜け、もしくは下抜けしたと判断しづらくなります。売買シグナルの根拠が薄い状況では無理なエントリーを避けて、取引を見送ることが望ましいと言えます。一目均衡表だけに頼りきってしまわずに、ほかのテクニカル分析と組み合わせて、分析精度を高めたうえで取引を進めていくのも1つの方法です。指標の種類によっては、相場展開によって機能しづらくなるケースもあるため、1つのテクニカル分析だけに依存した取引は控えたほうが良いかもしれません。相場は日々変動しているので、エントリーを行うチャンスはいずれ訪れます。チャート分析を行って、きちんと根拠を得られてから取引を行うことが大切だと言えます。
それでは本日の締めくくりに、「一目均衡表」の雲を使って相場を判断する方法を確認しましょう! 大和証券のオンライントレードの「多機能チャート」には、テクニカル分析に強くなる機能がたくさん揃っています。
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