日産 中南米での生産体制を縮小へ

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日産 中南米での生産体制を縮小へ
[紹介元] Yahoo!ニュース・トピックス – 経済 日産 中南米での生産体制を縮小へ

日産は米国や中国での販売不振により業績が急速に悪化

日産の24年度の世界販売台数は約340万台の見通しで、コロナ禍前の18年度から約4割減少する。

提携する仏自動車大手ルノーのサンタ・イザベル工場(コルドバ州)に約6億ドル(約900億円)を投資し、日産向けの生産ラインを新設。20年には1億3000万ドルの追加投資も公表した。生産能力は年間7万台で、ピックアップトラック「フロンティア」などを扱う。生産台数は23年の約3万台から、24年には約1万7000台に低迷した。撤退に伴い、26年以降にメキシコに生産を移す。

日産は米国や中国での販売不振により業績が急速に悪化。2026年度までに世界で9千人の人員削減や生産能力の2割縮小を目指している。

アルゼンチンでは、年内で車両生産をやめる。日産は同国で18年に、北中南米で人気のピックアップトラックの生産を始めた。

日産自動車は5日、昨年12月から始めたホンダとの経営統合の協議を打ち切り、白紙撤回する方針を固めた。ホンダ側が打診した日産の子会社化への社内の反発は強く、協議を継続できないと判断した。関係者が明らかにした。業界を揺るがした統合交渉はわずか1カ月あまりで行き詰まった。

日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、日産のメキシコ国内の販売台数は、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)やトヨタ自動車を上回り、23年まで15年連続で首位を維持している。ただ、生産能力が過剰となり、固定費の削減が課題となっていた。

日産自動車が商用車などを生産する子会社「日産車体」の湘南工場(神奈川県平塚市)の生産体制を縮小することが21日、分かった。生産する2車種のうち商用バン「AD」を11月に終了する予定。日産と経営統合協議に入ったホンダは統合条件として、日産が掲げる生産能力縮小や人員削減など合理化策の実行を求めており、日産は計画の具体化を急いでいる。

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