万博が直前リハ 海外館の参加4割
読売新聞「挑む万博」プロジェクトでは、2025年大阪・関西万博やSDGs達成に向けたさまざまな取り組みを伝えます。
万博協会幹部は「我々に見えていない課題もあるはず。お客さんによる体験の発信で万博への関心を高めていきたい」と話した。
石破首相、万博来場を呼び掛け 「ワクワク詰まった会場」
日本国際博覧会協会(万博協会)は、3日間のテストランを通し、入場やパビリオンの予約システム、キャッシュレス決済がうまく機能するかなどをチェック。課題を洗い出し、改善につなげる。
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万博協会は、半年の会期中に2820万人の来場を見込んでおり、単純計算で1日平均15万人が訪れることになる。テストラン2日目は抽選で選ばれた府民も含めて約3万人、3日目は約5万人と、段階的に参加者を増やし、より本番に近い形で会場内の様子を確認したい考えだ。SNSの発信などによる口コミ効果にも期待している。
警察庁と大阪府警は3日、大阪・関西万博の開会式に伴う警備について、警察官約1万人態勢で行うと発表した。このうち約2200人は府外から応援派遣を受ける。開会式出席のため11~12日には天皇、皇后両陛下が大阪府を訪問される予定で、警察官らは会場内外での警戒やテロ対策、要人警護などの任務に当たる。
大阪・関西万博の開幕を9日後に控えた人工島・ 夢洲(ゆめしま) で4日、来場者を招いたリハーサル「テストラン」が3日間の日程で始まった。初日は関係者約1万人が参加予定で、早速、大屋根(リング)に上ったり、「万博の華」と呼ばれる海外パビリオンを巡ったりして一足早く万博を体感した。
海外パビリオン関係者から招待された兵庫県芦屋市の大学生(18)は、会場内で乗れる電動カートを体験。「未来を感じることができて最高だ。普通のテーマパークより手荷物検査は厳重だが、思ったよりはスムーズに入場できた」と話した。
大阪・関西万博、あなたの期待度は?
テストランは、パビリオンや飲食店、物販店などを本番さながらに稼働させる。8人のプロデューサーが監修するテーマ館や企業館のほか、海外パビリオンも158か国・地域のうち100か国・地域以上が参加者を迎え入れる。
大阪・関西万博の開幕まで6日で1週間。 会場の人工島「夢洲」(大阪市)では、スタッフや企業関係者らが慌ただしく出入りする中、同日までの3日間、交通アクセスや入場ゲートの運用など運営上の課題を検証するリハーサル「テストラン」が行われている。建設の遅れが響く自前建設の海外パビリオンは期間中、4割しか開かれない予定で、開幕ぎりぎりまで準備が続きそうだ。
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