ETC障害 システム改造が関係か
首都圏や東海地方などの高速道路の料金所で、ノンストップ自動料金収受システム(ETC)が利用できなくなっている問題を受け、中日本高速道路は6日午後6時半から、名古屋市内の本社で緊急記者会見を開いた。
6日午前0時半ごろ、東名高速道路や中央自動車道などの自動料金収受システム(ETC)に障害が発生し、東京、神奈川、山梨、岐阜、静岡、愛知、三重の7都県にある一部の料金所やETC専用レーンが閉鎖された。インターチェンジ(IC)付近では渋滞が起き、事故も発生。管轄する中日本高速道路は午後、ETC専用のスマートICを除いてレーンを開放し、利用者に後で料金精算してもらう異例の措置を取った。 同社によると、2005年の道路公団民営化以降、管内でETCの大規模なシステムトラブルは初めて。5日から実施したシステムの改造作業が影響した可能性があり、復旧の見通しは立っていない。本社で記者会見した中井俊雄保全企画本部長は「多大なるご迷惑をおかけし、おわびします」と謝罪した。 愛知県警によると、同県豊川市の東名高速豊川IC付近で、乗用車など4台が絡む事故が起きた。子ども2人を含む5人が搬送されたが命に別条はない。 午後5時時点で、管内23路線のうち16路線の計94カ所でETCが利用できなくなった。
同社によると、深夜割引の見直しに向け、5日にETCシステムの改造作業を実施しており、この作業が今回のトラブルに関係しているとみられるという。復旧の見通しは立っていないという。
同社によると、5日に深夜割引の見直しに向けたETCシステムの改造作業を行っており、今回の障害に関係しているとみられるという。復旧のめどは立っていない。
中日本高速道路(ネクスコ中日本)管内の高速道路で、システム障害によって1都6県の一部の料金所のETC専用レーンが使えなくなったことを受け、ネクスコ中日本は6日夜に会見を開いた。深夜割引の見直しに向けたETCシステムの改造作業を5日にしていたことが障害発生と関係しているとの見方を示した。元の状態に戻す作業をしているが、復旧のめどは立っていないという。
6日に発生したETCのシステム障害についてネクスコ中日本は午後6時半から名古屋市の本社で緊急の記者会見を行いました。 ネクスコ中日本によりますと、6日午前0時半ごろから管内の高速道路のインターチェンジの料金所などでシステム障害が発生し、午後5時時点で1都6県の16路線で合わせて94カ所のインターチェンジなどでETCが利用できない状態となっています。 障害の原因については、5日に行った深夜割引の見直しに向けたシステムの改造作業が関係していると考えられ、そのため、不具合が発生する前の状態に戻す復旧作業を行っているということです。 現段階で復旧の見通しは立っていないということです。 なお、障害が発生している料金所ではETCレーンを開放していて、利用した人は後日、ホームページから清算の手続きをしてほしいとしています。
同社は当初、ETC専用レーンを閉鎖して一般レーンやサポートレーンで係員に対応させていたが、これによる渋滞が解消しないため、6日午後から通行料金を後日払いにする形にして、障害が起きている料金所をそのまま通過させる対応に切り替えた。
同社によると、システム障害は6日午前0時半ごろから起きた。ETC専用レーンが使えなくなった料金所があるのは、中央道や東名道など東京・神奈川・山梨・岐阜・静岡・愛知・三重の7都県にある16路線。料金所の数は午後5時の時点で94カ所にのぼる。
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