ETC障害 東名など料金所で渋滞
警視庁によりますと、中央自動車道のETCに不具合が出ている料金所の周辺で、渋滞中に起きたとみられる追突事故の110番通報がこれまでに3件入っているということです。午前9時半ごろに上り線の八王子料金所手前の現場から2件、午前10時ごろに下り線の三鷹料金所手前の現場から1件で、いずれも事故の当事者から「渋滞中に追突事故を起こした」と連絡が入ったということです。けがをした人はおらず、警視庁が詳しい状況を調べています。
日本道路交通情報センターによりますと、4月6日午前0時24分ごろ、中央自動車道でETCのシステム障害が発生しました。
東京・調布市の調布インターチェンジ付近の一般道では、ETCのシステム障害の影響で渋滞が発生し、高速道路を利用しようとする人たちから困惑の声が聞かれました。法事のため千葉市から甲府市に向けて移動中の70代の男性は、「あまりに車が進まないので、もう帰ろうかと考えているぐらいです。ETCの障害なんてあまり聞かないので、驚きました」と話していました。川崎市から東京・八王子市に家族4人で遊びに出かける途中だという40代の会社員の男性は、「出発してすぐにシステム障害が発生していると聞き、困ってしまいました。システム障害ならばなんとかならなかったのかと考えてしまいます」と話していました。東京・立川市の病院に入院している次男のお見舞いに向かっているという60代の女性は、「今すぐにでも会いたいのですが、高速道路に乗ってから車がスムーズに進むか心配です」と話していました。
中日本高速道路によりますと6日午前0時半ごろから、ETCのシステム障害によって中央自動車道や東名高速道路などの一部の料金所のETC専用レーンが利用できなくなりました。また、一部のスマートインターチェンジでも同じ障害が確認され、閉鎖されました。午前10時半現在で影響が出ているのは東京、神奈川、山梨、静岡、愛知、岐阜、三重の7都県にある▽中央自動車道▽東名高速道路▽新東名高速道路▽新名神高速道路▽伊勢湾岸自動車道▽紀勢自動車道▽東海環状自動車道▽東名阪自動車道▽首都圏中央連絡自動車道▽中部横断自動車道▽東富士五湖道路▽名神高速道路、▽伊勢自動車道、▽東海北陸自動車道などです。
中央自動車道などNEXCO中日本管内の高速道路でシステム障害が発生し、東京や山梨などにある一部のETCレーンが利用できなくなっています。復旧のめどはたっていません。
6日午前0時半ごろ、東名高速道路や中央自動車道などのETC(自動料金収受システム)で障害が発生した。管轄する中日本高速道路によると、午前8時半時点で復旧のめどは立っていないという。
NEXCO中日本によると、2025年4月6日未明から東名・新東名・中央道などでETCを制御する設備に障害が発生したことから、一部のICでETCの利用ができなくなっています。これにより入口もしくは出口レーンを閉鎖している料金所があります。一般レーンまたはサポートレーンの利用は可能です。閉鎖しているスマートICもあるため、NEXCO中日本は近隣ICの利用を呼び掛けています。
ETCが利用できない料金所は以下の通りです。
ETCレーンが通行できなくなっているのは静岡、東京、神奈川、愛知、山梨、岐阜、三重の1都6県にある、東名や新東名、中部横断道や東海環状道など11路線。計50か所以上の料金所で影響が出ている。
中央自動車道でETCにシステム障害が発生し、複数の料金所で通行止めとなっています。
山梨県の中央自動車道、甲府昭和インターチェンジの料金所では、6日午前4時すぎには出口のETC専用レーンが閉鎖され、一般レーンで係員が対応にあたっていました。ETCを利用して高速道路に入った車のドライバーからETCカードを受け取り、利用料金の精算をしていました。
東海三県の高速道路でも一部の料金所などでETCの利用ができなくなっていて、渋滞が発生しています。復旧のめどは立っていません。ネクスコ中日本によりますと、6日午前0時半ごろから愛知・三重・岐阜を含む1都6県の高速道路の一部でETCを制御する設備に障害が発生しているということです。これをうけ、ETCが利用できなくなっている料金所は東名高速の名古屋ICや岡崎IC中央自動車道の土岐ICなどで、一般レーンは通行可能ですが、各地で渋滞がおきています。6日午前11時ごろETC専用の新名神高速の鈴鹿スマートインターチェンジなどは閉鎖されています。現在、復旧のめどは立っていないということです。
東京や神奈川、それに愛知など合わせて7都県の高速道路で6日未明からシステム障害によって一部の料金所でETC専用レーンなどの利用ができなくなっています。復旧の見通しは立っていないということです。
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