日鉄が「感謝」買収の再審査巡り

日鉄によるＵＳスチールの買収計画は今年１月、バイデン前大統領が安全保障上の懸念を理由に禁止命令を出した。両社は命令を無効とし、法的義務を満たす審査を改めて行うよう求めた訴訟を起こしている。

日本製鉄は、アメリカのトランプ大統領がUSスチールの買収提案について政府当局に再審査を命じた事をうけて、「早期の審査完了を期待する」などとするコメントを発表しました。

米ホワイトハウスが発表した。発表を受け、日鉄は８日、「審査を改めて行うよう指示したことに感謝する。既に計画している投資に着手できるよう、早期の審査完了を期待する」とのコメントを発表した。買収計画の実現を目指すＵＳスチールも７日、「トランプ氏の行動は、バイデン前大統領の違法な命令に異議を唱えるという我々の大胆な決断を正当化するものだ」との声明を発表した。

日本製鉄のUSスチール買収計画、今後の動向に関心はありますか？