預金争奪戦 定期金利1%超も登場

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預金争奪戦 定期金利1%超も登場
[紹介元] Yahoo!ニュース・トピックス – 経済 預金争奪戦 定期金利1%超も登場

預金争奪戦 定期金利1超も登場

井上貴博キャスター: 預金についてはプラスですが、住宅ローンについては負担が増えるので、一長一短というところですね。

ここで気付くべきは、「ドル側の金利2%はむしろ低い」という事実だ。他の国内銀行のドル預金と比べれば高めにも見えるが、米国の短期金利は4%超。預金と同じくらいリスクの低いドル建てMMFの利回りはおおむね3.8%以上だ。

カラクリは「ドル預金と円預金とのセット商品」という点にある。金利は円もドルも2%だが、円の2%の対象はドルと同額までだ。

さすがに、報道でコメントする「お金のプロ」はこの点を理解していた。しかし、実際のコメントは「半分は外貨預金と知って使おう」「外貨だと知っていれば悪い商品でもない」という内容が多かった。

自由金利は各銀行が自由に預金金利などを決めることができるため、現在でもネット銀行などの金利は目を見張るものがあるからです。

各行が預金獲得に力を入れるのは、貸し出しや有価証券の運用に回すお金を確保するためだ。金利の復活で、預金で集めたお金を貸し出すことで得られる「預貸利ざや」で収益を稼ぎやすくなっていることが、競争を過熱させている。

預入期間1年未満であれば、1.00%を超える銀行もあります。政策金利が0.25%の段階で早くも預金者争奪戦が起こっているのですから、今後追加利上げがあれば、1年物で1.00%の金利は当たり前になるかもしれません。

メガバンクの普通預金金利は3月から0.2%になる。金利0.2%の普通預金と利回り3.8%のドルMMFを同額、例えば100万円ずつ持てば、得られる金利収入の合計も為替リスクも預金革命と実質同じだ。円金利の2%は、「ドル金利からのお裾分け」に過ぎない。

さらに、銀行は本格的に預金者の獲得に動き始めたようで、新規口座開設者限定でUI銀行が0.65%、auじぶん銀行は新規口座開設にプラスして一定の条件を満たせば1.00%(内0.15%は現金還付)です。ついに1.00%を提示する銀行が現れました。

たとえば、恒常的に高めの金利を出しているオリックス銀行の1年物の定期預金金利は0.85%。さらに、SBI新生銀行はインターネット限定で0.80%もの金利を提示しています。ネット銀行は、冬・夏のボーナス期には「特別金利」などと称してキャンペーンを行っていて、ソニー銀行は0.80%を提示しています。

では、普通預金100万円預けた場合で違いを見てみましょう。金利が0.001%だと1年間の利息は10円ですが、金利が0.2%だと1年間の利息は2000円ということで(税引き前)、やはり大きく差が出てきます。

1%を超える定期預金金利が続々と登場する一方、普通預金でも金利引き上げの動きが広がる。

低金利下では見向きもされなかった「預金」。

SBI新生銀行も円普通預金の最優遇金利を3月3日に0・3%から0・4%へと引き上げた。同行が預金金利を引き上げるのは、この1年で3回目となる。

東京スター銀行は3月に円普通預金の優遇金利を最大年0・5%から0・6%に変更。「口座を持つお得感を一層高める」(広報)戦略だという。

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