【テクニカル】日経平均株価テクニカル分析-前日の大陰線を逆上がり

日経平均株価は大幅反発。買い先行後もだれることなく、33000円の心理的節目を意識してもみ合いが続いた。4/7の大幅安で形成した小さなマド埋め手前で伸び悩んだが、前日の大陰線を逆上がりするような陽線を形成して終えた。
RSI(9日)は前日の4.8%→22.0%(4/8)に上昇。ボリンジャーバンド(20日線)では終値でマイナス2σ(32665円)上を回復した。
目先的には自律反発継続が予想されるが、5日移動平均線(33678円 4/8)が早々に上値抵抗になるといったイメージは続く。短期波動は下落継続との判断となる。
一方、月足では60カ月移動平均線(30645円 同)付近から下げ幅を縮小する格好となっている。60カ月移動平均線を下回ると、アベノミクス相場が始まる直前の2012年秋ごろの安値を起点に、その後の複数の安値を通る右肩上がりの上昇トレンドラインまで下落余地が生じる。4月中にその上昇トレンドラインまで下げる場合は29000円台に入ることになる。
上値メドは、5日移動平均線、心理的節目の34000円、心理的節目の35000円、4/2安値(35426円)、3/11安値(35987円)などがある。下値メドは、心理的節目の32000円、4/7安値(30792円)、心理的節目の30000円や29500円、2022年8/16高値(28928円)、2023年3/9高値(28734円)などがある。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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みなさん こんにちは!シニアテクニカルアナリストの佐藤光です
チャートや指標にはそれぞれ長所短所があり、相場局面に合わせて使い分けることが大切です。 私がテクニカルアナリストになった当初、徹底的に学んだのは「株価チャート」です。 まずはチャートのパターンをすべて覚えることから始めました。 チャートはマーケットの言語でもあり、テクニカルアナリストにとって最も大切な「道具」です。 そのチャートの基本の「き」ともいえる「ローソク足」。 第1回目の今日は、この「ローソク足」について学びましょう!
株式取引の判断をみなさんはどのようにされていますか? 株で勝つためには、売買のタイミングの判断はとても重要です。 勘に頼るのではなく、論理的な方法を使って成功率を高めようと生み出された手法が「テクニカル分析」です。
それでは第1回の締めくくりに、今日のローソク足チャートを確認してみましょう!大和証券のオンライントレードなら、「多機能チャート」でテクニカル分析に必要な機能が揃っています。なお、「多機能チャート」では、陽線は赤色、陰線は青色で表わされていて、大変見やすいチャートです。
さらに、テクニカル分析の酒田五法には、「三山(さんざん)」と呼ばれるものがあります。これは、「これまで3度チャレンジしても超え切れなかったわけだからさすがに天井だろう」という考え方ですので、この2万3,000円台は達成感や戻り待ち売りの壁として立ちはだかっていると考えられます。
みなさん、こんにちは!シニアテクニカルアナリストの佐藤光です。テクニカル分析を始めて20年。私が20年かけて学んだ「テクニカル分析」のエッセンスを全12回にわたってお伝えします!
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