万博の目玉 アメリカ館は月の石
2025年大阪・関西万博に関するさまざまなニュースをお届けします。
米政府が検討しており、日本の政府関係者は「前回の大阪万博を知る人には懐かしい。月の石を再確認するために万博にいくというのもいい」と歓迎する。万博を巡っては国民負担増などで批判が多く、かつての人気にあやかりたいとの思惑もありそうだ。
9日のメディアデーには42の海外パビリオン(54か国・6機関)が参加。自前で建設する「タイプA」は47か国中、約3分の2にあたる31か国がパビリオンを公開するなどし、国内外のメディア約4500人が参加しました。また、『火星の石』を展示する「日本館」をはじめとした国内パビリオンの公開や、空飛ぶクルマのデモ飛行、万博史上最大規模の水上ショーが行われます。
ベールに包まれたアメリカ館の内部を初公開 ベールに包まれた「アメリカ」パビリオン。 開幕1カ月前には…外観の公開すら許されなかった「アメリカ館」。
月の石は70年万博の展示品とは異なり、72年12月に月面着陸に成功したアポロ17号のミッションでNASAの宇宙飛行士が採取したものだとしている。国務省は発表文で「70年万博に続き、大阪・関西万博でも新たなサンプルを展示できることをうれしく思う」とコメントした。
またアメリカ館では55年前の大阪万博に続き、今回も「月の石」が展示されています。
目玉となっているのは、1970年の大阪万博でも人気を集めた「月の石」です。今回展示されるのは別の標本で、1972年にアポロ17号のハリソン・シュミット宇宙飛行士が採取した118グラムの石の一部で、約37億年前のものと推定されています。
1970年大阪万博の来場者を魅了したのが、アポロ計画で宇宙飛行士が持ち帰った「月の石」(約900グラム)だ。展示されたアメリカ館には見物客が殺到し、連日長蛇の列ができた。
旧ソ連と宇宙開発競争を繰り広げていたアメリカは1969年7月、アポロ11号による人類初の月面着陸という偉業を成し遂げ、国内でも関心が高まっていた。
米国務省は4日、13日に開幕する大阪・関西万博に出展するパビリオンの展示概要を発表した。1970年大阪万博と同様に米航空宇宙局(NASA)のアポロ計画で宇宙飛行士が持ち帰った「月の石」を公開するほか、高さ約3メートルのロケットの模型などを展示する。
大阪・関西万博で報道機関向けにパビリオンなどが公開される「メディアデー」が9日開催され、これまで外観も秘密にされていた、アメリカ館がメディアに初公開されました。
「人類の進歩と調和」をテーマにした70年万博は、米国とソビエト連邦(ソ連=現ロシア連邦)の大国を枢軸とした冷戦下での開催だった。国家の威信は、宇宙開発の展示に投影されていた。
2025年国際博覧会(大阪・関西万博)は2025年4月13日から10月13日まで大阪市此花区の夢洲(ゆめしま)で開催されます。公式キャラクターは「ミャクミャク」。パビリオンの解説やアクセス方法のほか、イベントや参加国・地元の動きなど最新ニュースを豊富な写真や動画でお伝えします。
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