オフショア人民元押し目から少し戻す=中国人民元
ドルオフショア人民元(CNH) は、9日早朝に史上最安値(ドル高元安)となる7.4290を付けた後、7.3500を割り込三、7.3420台まで押し目が進んでいたが、7.37台へ反発。米中関係の悪化懸念が不安定な動きにつながっている。
ドル人民元(CNY)は 昨日高値を更新して7.3511を付けた後、少し落としている。
USDCNY 7.3472
(配信:みんかぶFx 2025/4/10(木) 11:57)
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また そのほか 上田ハーローFXでも取扱いがある
【参考記事】 ●上田ハーローFXに人民元(CNH)登場!為替差益とスワップのダブルインカム!? ●IGマーケッツ証券で米ドル/人民元、米ドル/ブラジルレアルなどが取引可能に! ●着実に儲かる夢の通貨ペアなのか? サクソ系で米ドル/人民元の取引開始!
同じ中国人民元でもFX会社によって取り扱われている種類に違いがあるのだが、上表に出てくるFX会社はすべて、オフショア人民元のみ取り扱っている。
ザイFX!コラム執筆陣の中でも意見はさまざまだが、今回の背景としては、中国経済の減速が背景にあるとの見方が多いようだ。
人民元相場は管理変動相場制によってコントロールされており、中国本土の住居者や、貿易など実需に基づく取引に限られるほか、毎日人民銀行が発表する1ドルあたりの人民元の基準値レートで日中の変動幅を上下2%以内に設定するなど多くの制限が課せられています。中国当局にとっては通貨の価値をコントロールするための規制ですが、この規制により、人民元は外国為替市場にはほとんど流通しない流動性の低い通貨となっていました。しかし、急激な経済成長を遂げている中国としては、国際金融市場から取り残されるわけにはいかなかったため、中国本土の人民元(CNY)取引市場とは別に、2010年に中国本土外の人民元(CNH)取引市場を立ち上げました。 マーケットではCNYを「オンショア人民元」、CNHを「オフショア人民元」と呼んでいます。ただ、それぞれが異なる貨幣というわけではなく、調達先によって表記が区別されています。2つの人民元相場では取引ルールや市場参加者が異なるため為替レートも異なります。このように人民元には2つの市場がありますが、現在市場規模を拡大させているのはCNH(オフショア)になります。市場を拡大させている要因として中国政府が正式に認めた市場であるということはもちろんですが、規制緩和により人民元の調達コストが低減し、世界中から取引参加者が集まったことが挙げられます。そしてみんなのFXをはじめ多くのFX会社が取り扱う人民元もこの「CNH(オフショア)」となります。
今回の中国人民元ショックの震源地でもある、米ドル/中国人民元だが、こちらは、IG証券やサクソバンクFX証券、OANDA Japanなど、外資系の企業が親会社のFX会社での取扱いが多い。また、そのほか、上田ハーローFXでも取扱いがある。
また、すぐに中国人民元を取引しないにしても、いざというときのために、どのFX会社なら中国人民元を取引できるか、把握しておく、さらには口座を開設しておくと良いのではないだろうか。その際、本記事をご参考に。
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