
主要通貨 20日移動平均線かい離率ランキング
4/11 3:56時点
ユーロドル 2.98% 0.032(かい離幅)
ユーロ円 0.14% 0.220(かい離幅)
NZドル円 -2.21% -1.881(かい離幅)
ポンド円 -2.43% -4.671(かい離幅)
ドル円 -2.76% -4.110(かい離幅)
豪ドル円 -3.10% -2.879(かい離幅)
ZAR円 -6.99% -0.560(かい離幅)
※各通貨の乖離状況を比較するため【テクニカル】記事「乖離1-3」の乖離幅から乖離率を求めた結果のランキングです。
(川畑)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
テクニカル 乖離ランクドル円が5位に後退
MACDとシグナルのクロスは気になるものの、株価と移動平均線の乖離の修正が進んだところで、移動平均線がサポートなり、株価が反発・上昇していく展開も考えられるため、現時点では明確な売りサインとは言えず、上方向と下方向の両にらみの展開が続くことになりそうです。
米国雇用統計は国の労働省労働統計局(BLS)が毎月発表している、米国の雇用情勢を表す経済指標です。毎月12日を含む週のデータが集計され、原則翌月第1金曜日に発表されます。頻度が高く、調査対象が多いうえ、発表時期も早いことから、為替市場で最も注目されている指標です。計10項目のデータの中で、特に注目されるのは非農業部門雇用者数(NFP:Non-Farm Payroll)と失業率、平均時給です。発表数値が事前予想から乖離することが少なくなく、発表直後に大きな値動きにつながることもあります。
また、株価が横ばいとなったことで、チャート上には二つの変化が生じています。一つは、下段のMACDがシグナルを下抜けしたこと、もう一つは、株価の25日移動平均線の乖離率の修正が進んだことです。具体的な数字で見て行くと、前週末(1月26日)のプラス3.25%から、先週末2日にはプラス2.75%まで乖離率が縮小しています。
経済指標の結果を見るときのポイントはいくつかあります。経済指標は月毎や四半期毎に発表され、前月比(または前期比)か前年同月比(または前年同期比)で比較することが一般的で、前回発表された数値から傾向が続いているのか、または傾向が変わったのかをチェックします。例えば、米国の消費者物価指数が上昇傾向にある局面で、上昇傾向が加速する発表結果となった場合はインフレ傾向にあると判断されて政策金利の上昇期待が高まり、ドル高が進行しやすくなります。逆に上昇傾向だった消費者物価指数が低下した場合はインフレの落ち着きが意識されて金利の先高観が弱まります。もう一つは事前予想値と発表数値の比較です。為替レートは現在起きている様々な事象や将来起こりうるであろう材料を織り込みながら動いています。当然ながら経済指標の予想値が出た段階で為替市場には結果が織り込まれ始めていて、結果が予想値とほぼ同じになれば為替レートの変動は小さくなります。逆に大きく乖離した場合は為替レートはその結果を織り込みに動くので、結果的に大きな値動きとなることがあります。また、速報値と確報値という形で2回発表される経済指標は速報値に対する反応が当然大きく、GDPといった大きな指標でも速報値と確報値では為替市場の反応が大きく異なる点は重要なポイントです。
ソニーGが一段高。中外薬やテルモが上昇した。コナミGやスクリンも買われている。一方、レーザーテクやSUBARUが一段安。アドテストやホンダ、横河電が引き続き下落している。
また、MVRV比率(時価と実現価格の比率)においても、2023年1月の強気相場入り以降、ビットコインとイーサリアムの間には明確な乖離が見られた。ビットコイン投資家はイーサリアム投資家よりも一貫して多くの未実現利益(含み益)を保持しているが、ETHのMVRV比率は2024年3月に再び1.0を割り込んだ。ビットコインとイーサリアムのMVRV比率の差は、現在812日連続でビットコインの方が高い平均利益率を維持しており、これは記録上最長の期間となっている。
経済指標とは世界各国の政府や中央銀行が発表している経済データで、発表結果はFX取引が行われる外国為替市場に大きく影響を与えます。発表結果が事前予想から大きく乖離する場合は相場を大きく動かすことも少なくなく、ファンダメンタル分析において値動きを左右する重要なデータとして扱われます。「みんなのFX」の経済指標カレンダーは日別・週間・月間で見ることができます。例えば週間・月間のデータは大まかな発表のスケジュール感を確認するのに役立ち、日別のデータは直近で発表される指標の時間・事前予想値をチェックする時に使うとよいでしょう。
チャート上では、下ヒゲを伴う大陰線。昨日の上昇の3分の2を打ち消す下落となった。前日から上値・下値共に切り下げており、依然として売り圧力の強さがうかがえる。再び25日移動平均線からの下方乖離は12.57%まで拡大している。
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