ドル円、140円割れは通過点!?三尊形成だと一段と下値リスク高まる…引き続き米中貿易戦争に注意(今夜から来週のFX予想)2025/4/11 #外為ドキッ

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ドル円、140円割れは通過点!?三尊形成だと一段と下値リスク高まる…引き続き米中貿易戦争に注意(今夜から来週のFX予想)2025/4/11 #外為ドキッ

短期トレード即効チャージ ドル円

「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
X(Twitter) : https://twitter.com/gaitamesk_ueha

最新のマーケット情報まとめ

現在の状況

-ドル円相場はトランプ関税発表の影響で大きく変動し、143円を割り込む展開
-収録時点で142円40銭付近まで下落(2円以上の下落)
-140円割れが次のターゲットと予想される

トランプ関税と米中貿易摩擦の状況

相互関税
-中国に対しては34%の関税

報復合戦

-中国:34%の報復関税発表
-米国:「撤廃しなければ50%追加関税」と表明(合計104%に)
-中国:84%の報復関税で対抗
-米国:さらに125%の追加関税を表明
-最終的には米国は145%(125%+20%)の関税に

-中国:12日に125%に引き上げ

テクニカル分析

-三尊形成のシグナル

-ネックラインである140円付近が次のターゲット
-大きな三尊のネックラインを下抜けた場合、下押し圧力が強まる

注目すべき経済指標・イベント

今日(4/11)

-米3月生産者物価指数の発表
-ミシガン大消費者信頼感指数(23時)と期待インフレ率

来週(4/16)

-米小売売上高(消費動向を示す重要指標)
-3月分の消費が落ち込んでいれば、スタグフレーション懸念が強まる

今後の見通し

-米中貿易摩擦がさらに悪化すれば、ドル安円高の流れが強まる
-週末の発表に注意が必要
-リスク回避の動きが続く限り、相場の上方向への持ち直しは考えづらい
-日本やEUなどの交渉次第では、警戒心が和らぐ可能性も

結論
米中貿易摩擦の悪化、関税の報復合戦が続いており、世界経済への影響が懸念されている。テクニカル分析上も三尊形成によりドル円は下値リスクが高まっており、来週は140円割れを試す可能性が高い。引き続き米中貿易摩擦の動向には警戒が必要で、週末の発表が特に重要となる。

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外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。

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ドル円 140円割れは通過点三尊形成だと一段と下値リスク高まる引き続き米中貿易戦争に注意 今夜から来週のFX予想

前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆2763億円、売買高は11億314万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1467と全体の9割弱を占めた。値上がりは150、横ばいは19だった。

外国為替市場では円相場が1ドル=145円台後半と、前日夕時点から円高・ドル安が進行している。日米関税交渉で為替に関する話があるとみられ、市場では「足元の日米金利差は縮小傾向だが、日米間で円安是正に関する話が出るとの警戒感から円安・ドル高が進みづらいのだろう」(大手証券)という見方もあった。円高進行を受けて、輸出関連の代表格であるトヨタなど自動車関連の下げが目立った。

7日の日経平均は大幅に続落。2644.00円安の31136.58円(出来高概算36億6000万株)と終値では昨年8月5日以来約8カ月ぶりに32000円台を割り込んで取引を終えた。下げ幅は今年最大。米中貿易摩擦の激化など米国による関税発動が世界的な貿易紛争につながるのではないかとの不安心理が増幅し、リスク回避の動きが強まった。日経平均は33000円台前半で始まると、程なくして30792.74円まで下押し、取引時間中としては、2023年10月31日以来約1年5カ月ぶりに31000円台を割り込む場面もあった。急ピッチの下げに対する押し目を拾う動きが見られたものの、今夜の米国市場の下げが警戒されるなか、大引けにかけては再び売り圧力が強まった。

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