前日欧州間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめした。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
FX投資家フローと市況
前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯の個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)
10日、米中の貿易戦争激化懸念から日経先物やNYダウ先物が冴えない展開となる中、リスクオフの円買いが進行、NY時間に発表された3月米CPIは前年比・前月比共に前月から鈍化するとドル売りも加わった。さらに寄り付きから米株が急落したほか、米長期債も売られ、米株安・米債安・米ドル安の「米トリプル安」の様相になり、ドル円はNY時間中盤に144.010円まで下落した。売り一巡後は、米下院が減税を含んだ予算決議案を可決、トランプ大統領が閣僚会議で、中国との取引を望んでいると言及すると、ドル円は米株の下げ幅縮小とともに145.143円まで上昇した。
本日アジア時間、昨晩の流れを引き継いで「米トリプル安」再現の様相が強まると、ドル円は142.879円まで下落した。その後は、日経平均が下げ幅を縮小したことから、ドル円も安値圏で振幅した。
取引金額
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市場シェア上位
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。
ポジション金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」ポジションの円換算金額です。(青いバーが売建玉、赤いバーが買建玉です。)
ポジション増減
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアのポジション増減(前日比)です。
外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」での取引データを元に作成しています。
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FX個人投資家動向 マーケットクラッシュ中x203c米トリプル安 株安
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4日、トランプ米政権の「相互関税」に伴う不透明感から世界同時株安が進行する中、中国が対抗措置を発表、貿易戦争激化懸念が高まり、リスク・オフの円買い、米長期金利低下のドル売りが進行しドル円は欧州時間に144.549円まで下落した。NY時間に発表された3月米雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を上回ったほか、パウエルFRB議長が講演で「トランプ米政権の関税政策が経済に与える影響は予想を上回る可能性が高い」「高インフレと経済成長率の鈍化にリスクが高まっている」と述べたものの、今後の政策運営については「適切な方向性について結論を出すには時期尚早」と政策変更を急がない姿勢を改めて示し、ドル買いが進行、ドル円は147.440円まで上昇した。また、米国株相場の急落でリスク・オフのドル買いも進行した模様。
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアのポジション増減(前日比)です。
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