S&P500 プロの予想「下値余地が限られる可能性。」チャート分析 2025/4/11

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S&P500 プロの予想「下値余地が限られる可能性。」チャート分析 2025/4/11

川合美智子氏S&P500レポート

【S&P500】下値余地を探る動き。下値余地が限られる可能性も。

直近の日足は前日足から大きく下寄りのスタートとなり、陰線引けとなりました。続伸に繋げられずに終えており、また上値を切り下げる流れにも変化が認められませんが、前日の大陽線が底打ち・反転の流れに入った可能性を示唆しており、この大陽線の実体(寄付き:4,965)を下抜けて終えない限り、下値余地も拡がり難く、押しは一旦買い場となる可能性も高いと見ています。一方で、トレンドが弱い状態に変わりないので5,660-70の抵抗を上抜けて終えるまでは下値リスクにも注意が必要です。上値抵抗は5,310-20,5,360-70,5,420-30,5,450-60,5,500-10に、下値抵抗は、5,200-10,5,110-20,5,020-30にあります。4,950以下で終えた場合は再び下値リスクが高くなりますが、長期的な下値抵抗が4,820-30に控えており、これを下抜けて越週しない限り、立上げの可能性を残します。

© 2025 オフィスフレア/川合美智子
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[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル S&P500 プロの予想「下値余地が限られる可能性。」チャート分析 2025/4/11

SP500 プロの予想 下値余地が限られる可能性

現在、米国株市場の参加者のほとんどが─プロもアマチュアも─陶酔に浸っている、と言えるかもしれません。2025年というのは、大きく楽観に振れた群集心理の振り子が逆回転を始め、株高から株安へと流れが大きく変わる年になる可能性があります。

[シナリオ②-2] さらに「0.84000ポンド」を割り込んだ場合は、「下値支持線割れ」→「下降モメンタムの強まり」となる可能性も。当該ケースでは、「(BB・±2σラインの拡張である)エクスパンションへの変化」も伴いながら、19年12月あるいは22年3月に付けた安値水準である「0.82000ポンド」(上図Ⓑ’紫色線)付近までの下落も視野に入れるべきでしょう。

[シナリオ②-2] さらに「1.28000カナダドル」を割り込んだ場合は、「下値支持線割れ」→「下降モメンタムの強まり」となる可能性も。当該ケースでは、「遅行スパンの逆転」や「(BB・±2σラインの拡張である)エクスパンションの示現」なども伴いながら、21年6月に付けた安値水準である「1.20000カナダドル」(上図Ⓑ’紫色線)付近までの下落も視野に入れるべきでしょう。

一方で、「1.38000カナダドル」を割り込んだ場合は、「上昇バンドウォーク崩れ」→「もう一段の下押し」となる可能性も。当該ケースでは、「20カ月MA(≒1.36300カナダドル)割れ」や「SARの売りサインへの転換」なども伴いながら、BB・-2σラインおよび青色雲の下辺である先行2スパンをメドとする「1.30000カナダドル」 (図3Ⓑ水色線)付近までの下落も視野に入れるべきでしょう。ただし、本稿執筆(24年12月)時点では、青色雲が分厚い形状(=強い下値支持帯)となっているため、下値余地は限定的となりそうです。

そんな中、今後の注目ポイントは・・・青色雲の上辺である先行1スパンをメドとする「1.38000カナダドル」(図3黄色矢印および黒色線)で下値サポートされるか否か。

イチオシは総合化学メーカーの中では中堅とされるデンカ。世界シェアNo.1を誇る製品を多くもつが、中でも生成AI向けに需要が拡大する球状アルミナなど利益率の高い電子・先端プロダクツ事業を中心とした成長が期待される。2025年3月期の第3四半期営業利益の通期計画に対する進捗率は65.6%と低調で、計画の未達懸念が残るが、足元の株価には織り込み済みだろう。一方、大幅な赤字が続くクロロプレンゴム事業の抜本的対策を2024年度中に発表する見込み。期待通り赤字事業からの撤退が発表されれば、悪材料出尽くしにより株価は回復局面に転じることが予想される。

<原油価格の動向> FRBやECB(欧州中銀)など主要中銀のこれまでの利上げの影響により、24年の世界経済は減速感が強くなる可能性があります。その場合、原油の需要は減少するとみられることから、原油価格には下落圧力が加わりやすくなりそうです。原油価格の下落は資源国通貨であるカナダドルにとってマイナスのため、原油安が続く場合には米ドル/カナダドルの下値を支える要因になるかもしれません。

[シナリオ①] これからの時間において「1.33860カナダドル」で下値サポートされた場合は、「下値固め完了」→「上昇フロー」となりそうです。当該ケースでは、「SARの買いサイン継続」や「遅行スパンの上放れ」なども伴いながら、BB・+2σラインをメドとする「1.40000カナダドル」(上図Ⓐ赤色線)付近までの上昇も視野に入れるべきでしょう。

[シナリオ②-1] 一方で、「0.86550ポンド」で上値を抑制された場合は、「上値抵抗圧力の強まり」→「下値切り下げ」となりそうです。当該ケースでは、「(心理的な節目である)0.85000ポンド割れ」や「SARの売りサイン継続」なども伴いながら、BB・-2σラインをメドとする「0.84000ポンド」(上図Ⓑ水色線)付近までの下落を想定すべきでしょう。

25年の豪ドル/NZドルはいずれ下落傾向になるかもしれません。RBNZの利下げペースは鈍化、あるいは利下げが打ち止めになる可能性も考えられる一方で、RBAは利下げを開始するとみられるからです。豪ドル/NZドルの下値メドとして、24年2月安値の1.05655NZドルが挙げられます。

[シナリオ②-1] 一方で、「1.33860カナダドル」を(23年12月の)終値ベースで割り込んだ場合は、「重要線割れ」→「もう一段の下値切り下げ」となりそうです。当該ケースでは、「SARの売りサインへの転換」や「(心理的な節目である)1.30000カナダドル割れ」なども伴いながら、BB・-2σラインをメドとする「1.28000カナダドル」(上図Ⓑ水色線)付近までの下落もあり得そうです。

[シナリオ②-1] 一方で、「1.09000NZドル」で上値を抑制された場合は、「上値抵抗圧力の強まり」→「下値切り下げ」となりそうです。当該ケースでは、「遅行スパンの“逆転”」や「SARの売りサイン継続」なども伴いながら、BB・-2σラインをメドとする「1.05000NZドル」(上図Ⓑ水色線)付近まで下落しそうです。

[シナリオ②-2] さらに「1.05000NZドル」を割り込んだ場合は、「下値支持線割れ」→「下降モメンタムの強まり」となる可能性も。当該ケースでは、「遅行スパンのさらなる下放れ」や「下降バンドウォークの継続」なども伴いながら、20年3月の“コロナショック”時に付けた安値水準である「1.00000NZドル」(上図Ⓑ’紫色線)付近までの下落も視野に入れるべきでしょう。

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