万博入場券に駆け込み需要 行列も
大阪・関西万博の開幕を翌日に控えた12日午後、大阪・梅田の地下街ディアモール大阪に設けられた「万博来場サポートデスク」には、電子チケットなどが予約できない高齢者らが相談に訪れ、行列ができていた。
4月13日開幕する大阪・関西万博の入場ゲートの混雑を緩和しようと、大阪市は来場者に手荷物検査に向けて飲み物をあらかじめカバンから出すなどの協力を呼びかけています。大阪・関西万博の会場では4月4日から3日間、試験的に来場者を招く「テストラン」が行われましたが、入場ゲートでの手荷物検査などに時間がかかり、長い行列ができるなどの課題が浮き彫りになりました。これを受けて大阪市は入場ゲートの混雑を緩和しようと、▼カンやビンに入った飲み物を持ち込まないことや▼それ以外の容器に入った飲み物も、手荷物検査に向けてあらかじめカバンから出すこと、▼チケットのQRコードを紙に印刷して持参するか、スクリーンショットで画面を保存することに協力するよう呼びかけています。4月12日からは府と市で作るホームページで、▼当日券の発売の有無や▼当日予約できるパビリオンやイベントの情報、それに▼大阪メトロの混雑予測などを毎日、発信するということです。大阪市の横山市長は「府・市としても混雑情報などしっかりと情報発信に取り組みたい。いろいろな情報を確認し、スムーズな入場に向けて事前の準備をお願いしたい」と話していました。
大阪・関西万博、あなたの期待度は?
2025年国際博覧会(大阪・関西万博)は2025年4月13日から10月13日まで大阪市此花区の夢洲(ゆめしま)で開催されます。公式キャラクターは「ミャクミャク」。パビリオンの解説やアクセス方法のほか、イベントや参加国・地元の動きなど最新ニュースを豊富な写真や動画でお伝えします。
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