2025年大阪・関西万博に関するさまざまなニュースをお届けします
大阪・関西万博が13日午前、人工島・夢洲(大阪市此花区)で開幕する。テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。10月13日までの半年間で2820万人の来場を見込む。158の国・地域が一堂に会し、未来を想像させる最先端技術や独自文化を披露する。大規模な万博の国内開催は2005(平成17)年の愛知万博以来20年ぶりとなる。
2025年大阪・関西万博に関するさまざまなニュースをお届けします。
大阪・関西万博は、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、158の国と地域、7つの国際機関が参加し、大阪の人工島、夢洲を会場に13日から開かれます。開幕を控え12日は開会式が会場のホールで行われ、天皇皇后両陛下と秋篠宮ご夫妻が出席されたほか、石破総理大臣や参加国の関係者などおよそ1300人が出席しました。
大阪・関西万博では、前売券の販売目標を1400万枚としていましたが、目標の達成は困難となっていて、博覧会協会では、さらなる集客に力を入れる方針です。博覧会協会によりますと、大阪・関西万博の前売券の販売状況は、今月9日時点で、906万枚余りにとどまりました。修学旅行や団体旅行などの予約分を含めると、およそ1100万枚の販売のめどが立っているとしていますが、目標としていた1400万枚の達成は困難になっています。一方、博覧会協会では、開催期間中も含めたチケットの販売目標として2300万枚を掲げていて、閉幕までの目標達成に向け、さらなる集客に力を入れる方針です。すでに具体的な取り組みとして「複雑だ」という指摘が相次いだ入場日時やパビリオンを事前に予約するなどの購入方法を見直し、入場ゲートの窓口で当日券を原則、毎日販売するほか、入場日時と枚数を選択するだけで購入できる電子チケットの販売なども決めています。博覧会協会の幹部は「展示内容が伝わるようになって、チケットの販売はこのところ伸びている。最終的な目標達成のためにやれることをやっていく」と話しています。
石破総理大臣は、13日開幕する大阪・関西万博の開会式であいさつし、分断の危機に直面する中、世界中の人々が集まり、多様な考え方や文化に触れることには大きな意義があるとして、万博を通じて、世界が再び結びついていくことに期待を示しました。この中で、石破総理大臣は「170年以上の歴史を積み重ねてきた万博は、時代を映す鏡であるとともに、人類共通の課題をいかに克服するか、内外の英知を集め、その道を示していく場でもある」と指摘しました。そして「日本は再び、世界の人々が対話し、交流する舞台を提供する。ここから『新しい日本』の姿を世界に発信していく」と述べました。その上で「世界は、今、さまざまな分断の危機に直面している。こうした時代に世界中の人々が集まり『いのち』というテーマに向き合い、最先端の技術や多様な考え方、文化に触れることは極めて大きな意義がある」と強調し、万博を通じて、世界が再び結びついていくことに期待を示しました。また、石破総理大臣は、1970年の大阪万博から新幹線や高速道路など移動手段は格段に進歩したとして大阪・関西を起点に各地を訪れ、日本の魅力を発見してほしいと呼びかけました。
「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、13日開幕する大阪・関西万博の開会式が12日、大阪市の万博会場で、開かれました。記事では開幕へ向けた12日の最終準備の様子や課題、そして天皇陛下のおことばの全文も記載しています。
大阪・関西万博の開会式は12日午後2時、大阪湾の人工島「夢洲(ゆめしま)」(大阪市此花区)の万博会場にある円形劇場「EXPOホール シャインハット」で始まった。開会式には天皇、皇后両陛下や石破茂首相、参加国・地域の代表者らが出席。万博は日本と海外158カ国・地域が参加して、13日に開幕し、10月13日まで半年間の会期がスタートする。
大阪・関西万博、あなたの期待度は?
天皇皇后両陛下は、大阪・関西万博の開会式に臨んだあと、日本赤十字社が企画したパビリオンの展示をご覧になりました。両陛下は、午後4時半すぎに、「国際赤十字・赤新月運動館」を訪ねられました。このパビリオンは、皇后さまが名誉総裁が務め、長女の愛子さまが勤務されている日本赤十字社が企画したもので、両陛下は、自然災害や紛争の現場での人道支援活動などに関する展示を見た来場者からの「メッセージボード」について説明を受けられました。スクリーンには、運営上の課題確認のため事前に招かれた大阪府民が書き込んだ「人間を救えるのは人間だけという言葉が心に残りました」とか「目の前でたおれた人にすぐ手をさしのべられる人でありたい」などということばが映し出されていて、天皇陛下は「いいメッセージがありますね」と話されていました。両陛下は、12日夜、東京に戻られます。
式典では大阪府の高校生らが参加国や国際機関などの旗を持って行進したほか、日本の伝統文化の歌舞伎や和太鼓を織り交ぜて「祭り」を表現したパフォーマンスが披露され会場を盛り上げました。大阪・関西万博は13日から10月まで半年間開かれ博覧会協会は2820万人の来場者を見込んでいて初日には14万人以上が来場する予定だということです。
2025年日本国際博覧会「大阪・関西万博」が、世界の多くの国・地域と国際機関の参加を得て、ここ大阪市・夢洲を舞台に開催されることを誠に喜ばしく思います。この博覧会のテーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン」です。「大阪・関西万博」を契機として、世界の人々が、自分自身だけでなく、周りの人々の「いのち」や、自然界の中で生かされている様々な「いのち」も尊重して、持続する未来を共に創り上げていくことを希望します。ここ大阪は、1970年にアジアで初めて万国博覧会が開催された地です。当時10歳だった私は、博覧会の会場を何度か訪れ、様々な国のパビリオンを巡って、世界の人々との触れ合いを実感するとともに、月の石を見たり、ワイヤレス・テレホンでの通話を楽しんだりして、当時の最新の技術に驚いたことなどを今でもよく覚えています。今回の博覧会を通じて、子どもたちが世界の国や地域、人々への理解を深め、次世代の技術や、SDGsの達成に向けた世界の取組などにも触れることにより、未来の社会について考えることを願っています。ここに、2025年日本国際博覧会「大阪・関西万博」の開会を祝し、大きな成功を収めることをお祈りいたします。
大阪・関西万博の開会式が12日、大阪湾の人工島・夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)の会場で開かれ、国内外の要人ら約1300人が出席した。「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに掲げ、日本と海外の158か国・地域、7国際機関が参加する。13日に開幕し、10月13日まで184日間にわたる祭典が始まる。
国内での大規模な万博の開催は、1970年の大阪万博、2005年の愛知万博に続き、3度目となる。
2025大阪・関西万博の開幕まで、いよいよ300日を切りました。わが党は2025年大阪・関西万博推進本部(本部長・二階俊博衆院議員)を先頭に、「ワクワクする万博」の実現に向けて政府や自治体と一丸となり、オールジャパンで取り組みを進めています。
大阪・関西万博の開会式が12日、大阪湾の人工島・ 夢洲(ゆめしま) (大阪市此花区)の会場で開かれ、国内外の要人ら約1300人が出席した。「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに掲げ、日本と海外の158か国・地域、7国際機関が参加する。13日に開幕し、10月13日まで184日間にわたる祭典が始まる。
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