万博のラッピングを施した船の乗客は約20人
オランダから訪れた会社員、ジャン・ブルンメルさん(59)は「水曜に家族5人で行く予定。日本のグルメや最新技術を体験できるのが楽しみ」と笑顔。オーストラリアの自営業、エレン・クリフさん(27)は「ツアーガイドが万博について教えてくれた。大阪には4日ほど滞在するので、時間があればぜひ行ってみたい」と話しました。
関西グルメも評判は上々のようです。「静けさの森」近くのレストランでは、姫路のソウルフード「えきそば」を注文する人が多く見られました。中華麺に和風だしを合わせた料理で、すき焼き風の神戸ビーフをトッピングした「万博仕様」は1杯3850円。客から「値段に見合う価値がある」との声も聞かれました。
万博のテーマを体現するパビリオン群「シグネチャーパビリオン」のオープニングセレモニーが開かれ、8人のプロデューサーが登壇しました。アンドロイドを展示する「いのちの未来」を手掛ける大阪大学の石黒浩教授は「50年先、人工知能(AI)やロボットがどのように活躍するか、パビリオンで確かめてもらえれば」と話しました。
サウジアラビア館では「スーク」と呼ばれる伝統的な市場を再現。来館者が歩みを止め見入る姿が目立ちました。3D(3次元)でサンゴをつくる技術や、香りゆたかなサウジコーヒーが人気を集めていました。同館代表の駐日大使は「サウジの雰囲気を五感で楽しみ、次のリヤド万博にも足を運んでほしい」と語りました。
夢洲駅前の混雑は入構制限が一因 万博協会が見解 「適切な対応」
開幕2日目、初めての平日を迎えた大阪・関西万博。目玉の「月の石」が展示されたアメリカ館や、ミャクミャクグッズづくしのあの場所も大勢の人でにぎわいました。
セルビアの首都、ベオグラードは2027年に小規模な万博(認定博)を開きます。アレクサンドラ・コヴァチュ駐日大使は「大阪万博はセルビアのポジティブな面を知ってもらう最高の機会になると考えています。次はベオグラードに来てほしい」と期待します。
会場東ゲートを通り抜けた先の広場で、日本国際博覧会協会によるテープカットセレモニーが行われました。十倉雅和会長が「大阪・関西万博、ただいま開幕します」と声高らかに宣言し、登壇者約10人がテープを切りました。
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は、3月13日からパビリオン・イベントの観覧予約の7日前抽選の申込受付を開始します。 7日前抽選では新たに予約対象となるパビリオンも一部追加されました。抽選の申し込みの受け付けは、来場日ごとに1か月前から始まり8日前までが申込期間となります。 2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)では予約せずに観覧できるパビリオン・イベントも数多くあり、また当日の登録枠を用意しているパビリオン・イベントもありますが、待ち時間少なく快適にパビリオン・イベントの観覧ができる事前予約をぜひ活用ください。
大阪市内の港から会場へ向かう定期船が出ました。万博のラッピングを施した船の乗客は約20人。大阪市の佐藤暖さん(31)は「大阪は水の都。絶対に船で行こうと思った」。近くには水素燃料電池船も停泊。「今度はこれに乗りたいね」と話す家族もいました。
申込期間:来場予約日の1月前~8日前結果発表:来場予約日の7日前から順次(当選者のみ)通知方法:当選者には万博IDに登録したメールアドレス宛に当選通知メールをお送りします。また、EXPO2025デジタルチケットサイトにログイン後、「メッセージ」にて結果を確認いただけます。
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