「空飛ぶクルマ」
空飛ぶクルマは、CO₂排出を抑えた、持続可能な社会に向けたクリーンモビリティであり、また静粛性に優れており、街に馴染むエアモビリティです。これから幕を開ける大阪・関西万博では、「日常的に空を移動する未来」を感じていただきたいと思います。
大阪・関西万博で「空飛ぶクルマ」のデモ飛行を予定するスカイドライブ(愛知県豊田市)が11日、開幕日13日の飛行を中止すると発表した。降雨が予想されるため、安全性に考慮した。同日の飛行を予定するもう1グループの丸紅は、現時点でスケジュールに変更はないとしている。
「空飛ぶクルマ」
同社の福沢知浩最高経営責任者(CEO)は「空飛ぶクルマを多くの方に知ってもらい、見てもらうことに大きな意味がある。日常的に空を移動する未来にワクワクしてもらいたい」と話していた。
大阪・関西万博の会場で14日、1人乗りの空飛ぶクルマ「HEXA」のデモ飛行が披露された。13日の開幕日に飛行を予定していたが、天候不良で中止になっていた。
スカイドライブ(愛知県豊田市)は9日、大阪・関西万博の会場内で空飛ぶクルマが飛行する様子を報道陣に初公開した。高度は約5メートル、飛行時間は3分50秒。パイロットは搭乗せず、自動制御とリモート操縦で運航された。現状では、20分の充電で20分の飛行が可能だという。エンジンではなく電動で飛行するため、騒音が少なく、環境に優しい未来のモビリティとして注目されている。今後は万博開幕日と期間中の7〜8月に運航を検討している。
来月(4月)開幕する大阪・関西万博でデモ飛行が行われる「空飛ぶクルマ」をめぐり、日本航空と住友商事の陣営が運航を断念する方向で調整を進めていることが分かりました。 これにより、運航するのは3つの陣営となる見通しです。「空飛ぶクルマ」はドローンなどの技術を応用し、ヒトやモノを乗せて電動で飛行できる機体で、大阪・関西万博では、これまで▼日本航空や▼ANAホールディングスなど4つの陣営が、当初、来場者を乗せて飛ぶ、国内初の商用運航を目指していました。 しかし、安全性を証明する手続きに時間がかかっているなどとして、今回は、来場者を乗せずに飛ぶ、「デモ飛行」を行う予定となっていました。 こうした中、日本航空と大手商社の住友商事が共同出資する事業者が、運航を断念する方向で調整を進めていることが関係者への取材で分かりました。 運航を予定していた機体をめぐり、アメリカで行われている安全性を証明する手続きへの対応に時間がかかっていることなどが理由とみられています。 万博の開幕に向けては、「空飛ぶクルマ」の離着陸場が会場内に完成し、28日、報道陣に公開されていて、期間中は、▼ANAホールディングス、▼大手商社の丸紅、▼ベンチャー企業の「SkyDrive」の3つの陣営でデモ飛行が行われる見通しです。
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