米ファンド フジHD取締役を提案

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米ファンド フジHD取締役を提案
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米ファンド フジHD取締役を提案

フジテレビの親会社、フジ・メディア・ホールディングスは「個別の投資家との対応は公表しておりませんが、株主から提案をいただいた場合は取締役会で検討して真摯に対応してまいります」とコメントしています。

株主提案が提出されることで、フジHDに対する外圧はさらに高まることになり、今後議決権争奪戦に発展する可能性もある。

中居正広さんと女性とのトラブルにフジテレビ社員が関与したと報じられた問題。フジ・メディア・ホールディングスが設置した第三者委員会は調査報告書を公表し、中居さんから女性への性暴力はフジテレビジョンの業務の延長線上だったと認定。企業風土がハラスメントや人権侵害につながったと指摘しました。

ダルトンは今年1月時点でフジHD株の7%超を保有している。今月にはフジHDの金光修社長らが取締役に留任する同社の方針を批判し、再考を求めるコメントを発表していた。6月に開かれる予定の株主総会では、ファンドが提案する取締役候補が株主の賛意をどの程度集められるかが焦点になる見通しだ。

「SBIホールディングス」の北尾吉孝社長は会社の創業以来、経営トップを務め、会社の成長をけん引してきましたが、過去にはフジテレビに深くかかわったこともあります。北尾社長は野村証券出身で、1995年に孫正義氏のソフトバンクに移り、その後、今のSBIホールディングスの前身にあたる「ソフトバンク・インベストメント」の最高経営責任者となりました。グループの経営トップとして傘下にあるネット証券最大手「SBI証券」を中心にネット金融の分野を強化し、旧長銀の新生銀行を傘下におさめたほか、暗号資産を手がける会社をグループ化するなど、事業を大きく拡大しています。一方、北尾社長はフジテレビと深くかかわったこともあります。2005年にフジテレビの筆頭株主だったニッポン放送の経営権をめぐり、堀江貴文氏が率いたライブドアとフジテレビが激しく争った際には、北尾社長の会社がフジテレビの事実上の筆頭株主となり、結果的にフジテレビを守る形となりました。また、フジテレビとライブドアが和解した際には「和解が成立したことを歓迎する」という談話も発表しました。今回のフジテレビの一連の問題について、北尾社長は今月、自身のSNSに「約20年前にライブドアによるニッポン放送買収劇でフジ側のホワイトナイトになった。当時、この行動は大義のあるものだと信じていた。今になっていろいろと私なりのリサーチをし、考え返してみたら、あのときホワイトナイトをやるべきではなかったと思うに至った」などと投稿しました。さらに「その最大の理由は日枝久氏が40年もの間、グループの実質的な代表として権力をほしいままにしてきたことだ。著しいコンプライアンス意識の欠如した企業風土を醸成してきた」と投稿し、経営体制や企業風土を厳しく批判しています。一方、北尾社長は先月、ネット金融とメディアを融合させて新たなサービスをつくるという構想を明らかにするなど、最近はメディア関連の分野への関心も高めています。

フジテレビの経営体制をめぐり、大株主の投資ファンドが親会社の新たな取締役の候補として、総合金融グループ「SBIホールディングス」の北尾吉孝社長を独自に提案する方向で調整していることがわかりました。今後ほかの株主と連携する可能性もあり、株主総会に向けた動きが活発になりそうです。

フジHD株は14日、一時前週末比2.3%安の3143円を付けた。

アメリカの投資ファンド「ダルトン・インベストメンツ」は、関連する会社とあわせてフジテレビの親会社の株式の7%あまりを保有する大株主で、一連の問題を受けてフジ側が示した新たな経営体制に対して見直しを求めるなど、大株主の立場からたびたび会社に要求を突きつけています。関係者によりますと、こうした中、この投資ファンドが6月に開かれるフジテレビの親会社の株主総会で、独自の取締役候補として総合金融グループ「SBIホールディングス」の北尾吉孝社長を提案する方向で調整していることがわかりました。北尾氏は、かつてフジテレビの筆頭株主だったニッポン放送の経営権をめぐり、堀江貴文氏が率いたライブドアとフジテレビが激しく争った際、和解にかかわったことがあります。フジテレビをめぐっては、旧・村上ファンドの村上世彰氏の長女らも親会社の株式の11%あまりを保有する株主になったことが明らかになっていますが、北尾社長を取締役に提案するこの投資ファンドが、今後ほかの株主と連携する可能性もあり、総会に向けて株主の動きが活発になりそうです。

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