S&P500 プロの予想「上値の重い展開。5,500台に乗せで終えれば下値リスクがやや後退。」チャート分析 2025/4/16

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S&P500 プロの予想「上値の重い展開。5,500台に乗せで終えれば下値リスクがやや後退。」チャート分析 2025/4/16

川合美智子氏S&P500レポート

【S&P500】上値余地が限られる可能性。5,500台に乗せで終えれば下値リスクがやや後退。5,620-30を上抜けて終えれば短期トレンドが変化。

直近の日足は実体の小さい陰線引けとなり、小幅続落して終えています。下値を切り上げる流れを維持していますが、5,450超えトライにも失敗しており、5手前の大陽線(高値5,481)を実体ベースで上抜けて来ないと上値余地も拡がり難く、下値リスクにより警戒が必要です。また、5,620-30の抵抗を上抜けて終えるまでは、短期トレンドは大きく変化しません。一方下値は、5,200近辺に強い下値抵抗が出来ていますが、割り込んで終えた場合は再び下値リスクが高くなり、5,000~5,200ゾーンのレンジ内で足元を固め直す動きが強まり易くなります。上値抵抗は5,450-60,5,500-10,5,550-60,5,590-00,5,620-30に、下値抵抗は5,340-50,5,280-90,5,250-60,5,220-30,5,200-10にあります。

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SP500 プロの予想 上値の重い展開

S&P500種指数採用企業の22年10-12月期の増益率(純利益ベース)は23年1-3月期の増益率(純利益ベース)は前年同期比▲4.6%、除くエネルギーセクターで同▲6.2%の見通しです(3月24日。リフィニティブ集計)。一方、TOPIX採用企業の22年10-12月期の純利益は前年同期比▲22.9%となりました(3月期決算企業で除く金融、QUICK集計)。続く23年1-3月期は同+32.7%と大きく上昇する見通しです。今後は米国での金融不安の行方、日本のマクロ指標が注目されそうです。米国では金融不安は一旦落ち着きを取り戻しつつありますが、預金の流出懸念が残る米中小銀行が貸出態度を厳しくするとの指摘もあります。年後半にかけて、借入コストの上昇など企業業績に悪影響が及ぶ懸念があり、株価の上値が重くなる可能性があります。一方、日本では1-3月期以降の生産や輸出などマクロ指標が注目されます。日本経済が回復を続けることで年後半に向けて企業業績の回復に対する信頼感が醸成されれば、株価は堅調さを維持すると思われます。

このところ米国株が一進一退のもみ合いになっている。大きく上昇したかと思えば、翌日にはすぐに下落し、すっきり上げきれない。S&P500のチャート(グラフ①)を見ると、下値は概ね4,400ポイントで固まっているようだが、200日移動平均に抑えられて上値も重い。

プロが強気になる理由は2つある。1つは「米国経済の成長が継続する」と見られていること。IMF(国際通貨基金)によると、2025年の米国経済は2.2%の成長が予測されている。

こうなると、どうしても株価の上値は重くならざるを得ない。

米国リート市場は、FRBの利上げ打ち止め観測と先行きの景気後退が意識され、当面不安定な動きになることが見込まれます。ただし、米国経済はリセッションに陥るとしても、比較的軽微なものにとどまるとみられます。景気後退懸念が和らげば、米国リート市場は緩やかに上昇するとみています。欧州リート市場は、ECBによる引き締め姿勢から上値の重い展開を想定します。ただし、中長期では財政支出による景気回復とともに持ち直すとみています。日本リート市場は、景気回復の動きが続くものの、日銀の金融政策の不透明感から当面レンジ内でもみ合うとみています。アジア・オセアニアリート市場は、景気回復に伴いシンガポール中心に緩やかに上昇するとみています。

S&P500が5,800ポイント台へしっかりと上昇する場合は、さらなる上値トライのシグナルと捉えたい。

今後は米国での金融不安の行方、日本のマクロ指標が注目されそうです。米国では金融不安は一旦落ち着きを取り戻しつつありますが、預金の流出懸念が残る米中小銀行が貸出態度を厳しくするとの指摘もあります。年後半にかけて、借入コストの上昇など企業業績に悪影響が及ぶ懸念があり、株価の上値が重くなる可能性があります。一方、日本では1-3月期以降の生産や輸出などマクロ指標が注目されます。日本経済が回復を続けることで年後半に向けて企業業績の回復に対する信頼感が醸成されれば、株価は堅調さを維持すると思われます。

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