【テクニカル】日足テクニカル・ユーロ円=200日線上回る水準に売り圧力

上影小陽線引け。162.28円まで戻したものの、200日移動平均線を上回る同水準から押し返され、161.67円でNYの取引を終えた。200日線は本日161.76円前後で推移。低下中の同線を上回る水準では引き続き相応の売り圧力にさらされそう。同線を攻略するのは、切り上がりが見込まれる一目均衡表・転換線160.93円が上昇を強めてからとみる。
レジスタンス1 162.28(4/16高値)
前日終値 161.67
サポート1 160.93(日足一目均衡表・転換線)
(関口)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【テクニカル】日足テクニカル・ユーロ円=200日線上回る水準に売り圧力
テクニカル分析手法「柴田罫線」の第一人者
S&P500指数は2/2(木)につけた年初来高値4,195.44ポイントから2/24(金)終値3,970.04ポイントまで5.4%の下落となっています。テクニカルには3,900ポイントから4,000ポイントの間に50日、100日、200日移動平均線が位置していることから、一旦下値抵抗が期待されます。押し目で買いを検討してよいタイミングと考えられます。
今週は4-6月期の決算発表も終了し、手掛かり材料に欠ける中ウクライナ情勢の緊迫化もあり、上値の重い展開が予想されます。テクニカル指標は短期的な上昇のシグナルを示していますので、NYダウがしっかりしていればもう少し戻りを試すことができるかもしれません。下値は、企業業績を手掛かりに押し目買いで限定的と思われます。海外情勢を睨みながらの神経質な展開になりそうです。
1949年、長崎市生まれ。長崎大学経済学部卒業、九州大学大学院経済学博士課程修了。流通関連会社勤務後、独立。テクニカル分析手法「柴田罫線」の第一人者。『月刊宝島』の推奨銘柄的中率ランキング上位の常連。現在は(株)オルタナレッジで柴田罫線のアドバイザーとして活躍中。
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