ガソリン高すぎる 最高値の鹿児島

ガソリン高すぎる 最高値の鹿児島
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ガソリン高すぎる 最高値の鹿児島

資源エネルギー庁によると、九州のレギュラーガソリンの平均価格(28日時点、1リットルあたり)は187・6円で、全国平均(185・6円)を2円上回った。全国で2番目に高い鹿児島は2週連続で190円台に達し、3番目の長崎も15年ぶりに190円を突破した。

離島の多い鹿児島県も高値が続くが、九州唯一の製油所がある大分県が174円10銭と全国で7番目に高いのはなぜか。桃山学院大の小嶌正稔教授(石油流通論)は「この製油所から出荷されるガソリンが県内で圧倒的なシェアを占め、競争が働いていないため」と分析。福岡、佐賀、熊本各県で全国平均を下回るのは「競争が働いているからだ」とみている。

大隅半島南部に位置する同県錦江町のガソリンスタンド「馬場石油 大根占バイパスSS」では、レギュラー1リットル199円(税込み)で、7月末から10円値上がりした。給油に訪れた主婦(74)は「なるべく短い距離で用事を済ませるようにしている」と話し、同店の女性(71)も「車は生活と強く結びついている。安心できる価格に落ち着いてほしい」と訴えた。

全国のレギュラーガソリンの平均価格が30日、およそ15年ぶりに最高値を更新した。多くの離島を抱え、遠い製油所からの輸送費もかかる九州では全国平均を上回る県も少なくない。燃油高は車の所有者だけでなく、漁業や物流の現場にも深刻な影響を与えている。

支援事業は、本土からの距離や油槽設備の有無などを勘案し1リットル当たりの補助額を算出する。ドラム缶でフェリー輸送する十島村の5島は販売量が見込めないこともあり県内最高額の35円。一方で、油槽所がありタンカーによる大量輸送ができる種子島や屋久島などは最少額の10円にとどまる。ただ油槽所があれば人件費や維持費もかさむ。 政府は原油価格の下落が見込まれるとして、17日からは石油元売り会社への支給をゼロにする。内田さんは「地域ごとの実態に応じた支援をお願いしたい」と求めた。

鹿児島県のレギュラーガソリンの平均小売価格が1リットル当たり196円を超え、最高値を更新した。輸送コストのかかる離島では、200円の大台を突破する給油所もある。国は本土からの距離や流通形態などに応じて補助を出すものの、比較的距離が近く油槽設備が整う島ほど恩恵は薄まる。島民や事業者からは支援の見直しを求める声も上がる。 ガソリンがとっても高い今だから、燃費のいい運転を「プロ」に聞く キーワードは「30分早く」

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