訪日客困り事 ごみ箱の少なさ
今後訪日外国人を受け入れるにあたっては、テロ対策やコロナ対策に留意しながらゴミ箱の設置を進めていく必要があるでしょう。
2017年の訪日外国人...
Reeboは、投入されたゴミを自動的に圧縮し、通常のゴミ箱と比べて約4倍のごみを収納できます。
観光庁「令和元年度『訪日外国人旅行者の受入環境整備に関するアンケート』調査結果」
さらに訪日観光客が「多言語表示の不足」についても、不便に感じているようです。主要観光地では多言語表示が進んでいますが、地方や小規模な施設では対応が十分でない場合が多く、観光客が情報を得るのに苦労することが課題です。「多言語表示の不足」という課題に対処するために、デジタル技術の活用が効果的です。例えば、案内板として、デジタルサイネージを設置すれば、複数の画像を切り替える仕組みを活用することで、観光客が自主的に必要な情報を得られる環境を整えられます。また、施設側が提供したい情報を柔軟にカスタマイズすることも可能です。訪日観光客が必要な情報を簡単に取得できる環境を整備し、利便性を大きく向上させることが期待されます。
訪日外国人が姿を消し、リソースが余ってしまっている今だからこそ準備できるインバウンド対策も数多くあります。できることから取り組むことで、アフターコロナの訪日外国人回復に備えることが重要です。
日本はインバウンドにおいて魅力的な国ですが、一方で文化や環境の違いから困りごとを感じる場面ももちろんあります。では、訪日観光客はどんなことで困っているのでしょうか?観光庁のデータを基に簡単にまとめてみました!
東京や大阪など複雑な路線網を抱える都市では、駅ナンバリングを導入したり路線の色を分けることで利便性の向上を図っていますが、それでもなお訪日外国人にとってわかりやすいとは言いがたい状況です。
調査結果から、都市部では交通機関の案内を強化し、訪日外国人にもわかりやすい交通システムを構築することがあらためて必要であることがわかりました。地方部ではこれに加え、多言語表示やフリーWi-Fiの整備が求められています。
本記事では、観光地が抱えるごみ問題について実際のデータをもとに紐解きながら、これらの課題解決に向けた新しいソリューションについて詳しく解説します。
特に人手不足が課題となっている観光地や商業施設では、回収頻度を減らせるため、清掃にかかるコストの削減が可能です。また、圧縮によりごみが小さくなることで、処理場へのトラックの運搬回数も減らすことができるため、物流コストの削減にもつながります。
同調査によると、訪日外国人がごみ捨てに困った代表的な場所として「観光スポット」「鉄道駅・バスターミナル」「小売店」「ショッピングセンター」などが挙げられています。
訪日外国人のお困りごとの第1位が、「ゴミ箱が少ない」ということであっても、これ以上、街中にゴミ箱を増やす必要はないと思います。もし、新たにゴミ箱を設置する場合は、設置者が責任をもってゴミ処理も行う、ということを徹底すればいいと思います。
これらの課題を解決するために開発されたのが、IoTスマート圧縮ゴミ箱Reebo(リーボ)です。Reeboは、ごみを自動圧縮してより多く収納できるだけではなく、IoT技術等の活用により、観光地や商業施設におけるごみ課題の解決をめざしています。
なんらかの困りごとに遭遇した訪日外国人の割合は都市部で61%、地方部で60%と、エリアによる差はほとんど見られません。
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