動画で見通しを解説
動画配信期間
2025/4/18～
S&P500：最新の見通し
今週の動向
– 今週は値動きが小さく、250ポイント程度のレンジ内での推移
– 小さめの陰線が出現
– 日足チャートでは1日あたりの値動きが細くなっている
– 上ヒゲ下ヒゲともに伸ばしており方向感に迷いがある状態
テクニカル分析
– 安値切り上げで底堅さが見られる
– 5500ポイントが強い上値抵抗線となっている
– 上値突破後の目標は200日移動平均線付近の5750ポイント
– 下値は5250ポイントがサポートとなっている
– 終値で下抜けた場合は5000ポイント割れも視野に
注目ポイント
1. アメリカとの関税交渉
– 日本も今週関税交渉を実施
– 表向きはうまく進んでいる印象だが具体的内容は不明
– 次回協議の日程を決める段階
2. 米中貿易摩擦
– 中国側がアメリカとの協議に応じる用意があると表明
– トランプ大統領は「ディールは実現する」と発言
– 中国製品に対する米国の関税が引き下げられる可能性も示唆
取引戦略
– 基本的にはレンジ相場を想定した取引が適切
– 突発的な材料が出るリスクに注意
結論
S&P500は当面5250～5500ポイントのレンジ内での動きが続く可能性が高い。米中貿易摩擦の緩和が進めば、リスクオフ状態が後退し株価が買い戻される展開も考えられる。ただし、関税交渉の進展など突発的な材料に注意が必要。
S&P500 チャート分析①（日足）
S&P500 チャート分析②（4時間足）
最新のS&P500チャートはコチラ
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外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平（うえはら・しゅうへい）
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月（株）外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか！』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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