アフタヌーンティーの皿 なぜ3段
アフタヌーンティーを楽しむなら、こだわりの食器を販売する通販サイトLDFをご利用下さい。アフタヌーンティーセット専門店のLDFでは、デザイン性と実用性を兼ね備えたヨーロピアン食器を販売しております。カップ&ソーサーやプレートがついたケーキスタンドなど、かわいい食器を豊富に取り揃えております。月間売れ筋ランキングやご購入頂いたお客様の声も掲載していますので、どれにしようか迷った時にはぜひご参考下さい。テーブルを華やかに演出するヨーロピアン食器はご自宅用としてはもちろん、かわいくて人気のあるティーセットは結婚祝いプレゼントギフトや記念日、誕生日プレゼントにぴったりです。
アフタヌーンティーは、英国の数あるティースタイルの中でも最も有名なものです。最近は、日本でもホテルのコーヒーハウスなどでいただけ、日常的なものになりつつあります。しかし英国のものはより美しく優雅。そして少々窮屈さを感じさせるくらい、とてもデリケートなお茶の時間です。アーリーモーニングティー、ブレックファストティー、イレブンジィズと違って、アフタヌーンティーを頂くのは、手入れされた客間。空間はもちろんすべてがエレガントな時間です。
お茶とお菓子を楽しむアフタヌーンティーの人気が続いています。「ヌン活」と称した活動も盛り上がっています。ヌン活のようすを写真投稿アプリのインスタグラムでみてみると、多くの有名ホテルでは3段の決まった形で提供されていることに気づきました。アフタヌーンティーのスタンドが3段なのは「なんでだろ!?」。
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上流階級の人達の間では、このアフタヌーンティーの茶会で、どれだけセンスと歴史のある磁器や銀器をきちんと手入れして出せるか、またどれだけの料理やお菓子が用意でき、きちんとサービスできるか、インテリアがどれだけ手入れされ、洗練されたものなのか、などなど、多くのこだわりをもってアフタヌーンティーを迎えます。主催する女主人が主役で、いかに美しく華やかであるか、会話もたけ、話題が豊富か、など、女主人のセンスが求められます。ここまでくると窮屈な感じがしますが、「A nice cup of tea」といわれるように、この一杯のお茶に、英国人ならではの精神性と美意識が込められています。
アフタヌーンティーという習慣が生まれたのは、19世紀の中ごろ。ベッドフォード侯爵夫人のアンナ・マリアが、当時夜9時ごろでないといただけなかった夕食までの間、空腹を満たそうとメイドさんにお茶とバター付きパン、そしてケーキをトレーにのせて運ばせたのが始まりといわれています。その後、彼女はこれを毎日の習慣とし、しばらくは家庭内で一人でお茶の時間として過ごしていました。
つまり、イレブンジィズのようなティーブレイクと、アフタヌーンティーのような社交や会話もゆったりとした気分で楽しむティーの両方の要素をもったものが、このカジュアルなスタイルといえます。
そもそもアフタヌーンティーは19世紀半ば、英ベッドフォード公爵夫人アンナ・マリアが空腹を満たすために...
今回は、そんな優雅なアフタヌーンティーのイメージがちょっと変わるかもしれないお話をしたいと思います。
本場イギリスのロンドンにあるホテルリッツのアフタヌーンティーはとても有名。
その後友人を少しずつ招待するようになり、優雅な食器を披露し、歓談しながら飲むようになると、その様子は瞬く間に貴族のあいだに広がっていきました。それは単にお茶やお菓子をいただく時間だけでなく、彼女達の社交の場として定着するようになりました。当時はスタイルも時間も厳しい約束事はなく、始まりはだいたい4時ごろだったそうです。それがヴィクトリア時代後期になると3時半くらいからになり、レースや柔らかな布でできたティーガウンと呼ばれるお茶会用のドレスが流行しました。また陶磁器もこのアフタヌーンティーのためのものがたくさん焼かれ、華麗なスタイルと世界を繰り広げていきました。
アフタヌーンティーセットを注文すると、3段トレイが恭しく運ばれてきます。これが無ければアフタヌーンティーではないと思われる方も多いはず。
ヨーロピアン食器やケーキスタンドをテーブルにセットし、茶菓子と紅茶を味わいながら語らいを楽しむアフタヌーンティーは、日常のささやかな贅沢です。日本では女子会などカジュアルに楽しまれていますが、歴史やマナーについて知っておくと、より楽しいティータイムが過ごせます。
さて、アフタヌーンティーと聞いて思い浮かべるのが「3段のお皿」。なぜあのようなセッティングなのでしょうか? 英国アフタヌーンティー研究家・藤枝理子さんに話を聞きました。
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